トマール

コインブラで1泊を過ごした後、翌日向かったのはトマールという町です。
古代ローマ時代にもここに都市があったそうです。
見たかったのは、テンプル騎士団の本部だったこの場所です。世界遺産です。

9−12世紀にイスラム教徒が使っていた建物をを含めて、城が完成したのが1160年でした。
1319年にテンプル騎士団が潰された後は、キリスト騎士団が引き継ぎました。
エンリケ王子はこの騎士団の団長だったことがあって、航海の成功は騎士団の財と知識があってこそと言われているそうです。
16世紀には新しい建造物が付け足されました。

エマニュエル様式というのは、16世紀のポルトガルで流行した建築様式で、過剰な装飾が特徴だそうです。

教会の内陣。やはりこちらも装飾が半端ではありません。

ジョアン3世の回廊。これも16世紀のものです。イスラム建築の影響がみられます。

あと1回でポルトガルレポは終了です。ポルトガルの旅、あと3日を残すまでになりました。
今日はこれからゴルフ。ハーフを回ってきます!