旅行に行く前に大輔だるまがひとりでは寂しいだろうと、姫だるまも作りました。
今年は雪が多く、気温も低かったので、今も裏庭の大部分は雪に覆われています。
それでも、雪柴達はかなり溶けてしまっています。
来年、またね~♪
リゾートでひたすらだらだらしていた合い間に1日だけマヤの遺跡見学に出かけました。行ったのはコバ遺跡。いちばん高い神殿に今なら登れるというのが、行った理由です。7月以降には遺跡保存の為、登頂禁止になるそうです。
こちらは入り口近くにあった小さめの神殿。
ガイドさん曰く、マヤの遺跡はエジプトのピラミッドのように中が空洞になっていないため、ピラミッドとは呼ばれないそうです。右下のほうに入り口のような切れ目が見えますが、これは、発掘当時にピラミッドと同じように中に入れるのではないかと、発掘者が切れ目を入れた跡だそうです。
マヤ文明にはバスケットボールに似た競技がありました。
ボールを左上に見えている丸の中にくぐらせて勝敗を競います。
勝ったチームのキャプテンは生贄にされたのだそうで、それは大変名誉なことだったのだとか。現代の感覚だと勝って生贄にされてしまうなんて、あんまりだと思うのですが、、、
下の写真がいちばん高い神殿です。こうして見るとそれほど高いようには見えませんが、
下から見上げると、高い~!
支えは真ん中のロープのみ。
しかも、ロープの近くの階段はたくさんの人が上り下りした為に摩滅して滑りやすくなっています。
上からの眺めは一面のジャングル。
遺跡の多くがいまだにジャングルに覆われています。
遺跡を発掘しようとすると自然破壊につながるのでは?と心配です。
コバの最盛期は紀元800-1000年だそうです。その後、農地の疲弊などの理由で衰退し、ジャングルに埋もれるようになってしまったのだそうです。
高い神殿登頂の後、バスが向かったのは地下洞窟でした。
地面に開いた穴かららせん階段を下っていきます。
セノーテと呼ばれる天然の地下のプールです。
透明なので浅そうに見えますが、水深は浅い所で3mぐらいはあるそうです。真水で温度もそれほど冷たくありません。
ぷかぷか浮かんでいると良い気持ちでした。
その後、マヤ族の村を訪問。
その中の1軒で家の中を見学させてもらいました。
下は台所です。焼きたてのトルティーヤをいただきました。
出来立て熱々のトルティーヤはとても美味でした。ご馳走様~♪
カンクンの数多いホテルの中でどこに泊まるか?
なかなか難しい問題です。
海に面していて、海が見える部屋が予約できて、食べ放題・飲み放題で、食事が美味しいところ、という条件で探したのがここでした。
レストランは7つあり、メキシコ料理、イタリア料理、カリブ海料理、ビュッフェ、タパス、ピザ、高級メキシコ料理。そして、プールバーが3カ所、そのうち1カ所は大人用、そして大人専用のバーが1つ。
メキシコレストランは、マリアッチバンドの演奏あり、お客も参加してのスタッフのダンスありで楽しめました。
2回目に行った時は、ウェイターが二つのコードがぶら下がった黒い箱を持って、食事をしている人々に「試してみない~?」と誘っていたので、隣のテーブルの人達と試してみました。端のふたりがコードの手で握る部分をしっかと握り、4人で手をつなぎます。ビリビリビリ~。ウェイターがハンドルを操作して、ビリビリビリビリ~、さらに、ビリビリビリビリビリビリ~!!
身体に電流を通したのなんて初めてでした。
レストランの余興としてはどうなんでしょう?(笑)
下はタパスレストラン。メニューは無くて、小さめのお料理がどんどんでてきます。
気に入った料理があったら、リピートもできますからね、とのことでしたが、とても無理でした。
カリブ海料理のレストランの照明は貝殻でした。
こちらは高級メキシコ料理のレストラン。
ここだけは大人専用で、しかも2日前に並んで予約を取らないといけません。工夫を凝らした料理が14種類。並ぶ価値はありました。
子供の遊び場近くにあったピザレストラン。
薄い生地でなかなか本格的でした。
大人専用のプール。ここが一番騒がしかったのでした。
朝からずっと飲んでいる大人たちがたくさん。
子供もOKなプールサイドのほうがずっと静かで、子供たちはお行儀良いし、楽しめました。
ずっと食べて、飲んで、プールサイドでゴロゴロしてだったのですが、2回だけ朝のヨガレッスンに参加しました。なかなかきついヨガで、翌日には筋肉痛でした。運動不足が見え見えです(汗)
リゾートの外に行ったのは1回だけ。
その時の話は次回で。
気温が0℃前後になってきて、後は春を待つだけ~と思っていたら、再び-10℃前後になってしまいました。
大輔モデルの雪柴が溶けないのは嬉しいのですが、寒くなりすぎです。
姫も自前のコートの上に再び赤いコートも着用です。似合うんだな~これが♪
我が家を建てる前に借りていた家の敷地内には家が二軒建っていました。新しい持ち主が私達が借りていた家に引っ越し、その両親がもう一軒に引っ越してきました。お父さんはイタリアからの移民でした。ずいぶん昔にカナダに来たそうですが、このお宅の家庭料理はイタリア料理です。ウチのダンナがイタリアで食べた料理でいちばん美味しかったのはトライプの料理だったという話をしたら、家で良く作るので食べおいで~という嬉しいお誘い!
イタリア風トライプ料理は牛の胃を細切りにして、トマトソースで煮たものです。
色々な食べ方があるそうなのですが、伺ったお宅のトライプ料理は、まずパンをちぎってお皿に並べ、その上からパルメザンチーズをかけ、その上にトライプの煮込みを入れ、その上からスープを注ぎ、その上に再びパルメザンチーズを振りかけるというもの。
イタリアで食べたのと同じくらい美味しかったです。そのうち作り方を教わりに行かねば。
トライプはスープ代わりなのだそうで、メインは蒸した蟹、デザートはお手製のチェリーパイでしたが、食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れていました。気が付いた時には食後のコーヒーが目の前に。
何本もお酒のボトルがテーブルにありますが、エスプレッソにグラッパやアマレットなどをドボドボと入れるのがこのお宅風。すこ~しだけ入れていると、「もっと入れたら~」と言われてしまいます。
イタリアからカナダに来た時はお金もなく、英語もしゃべれなかったそうです。
世界のあちこちで移民反対の気運が高まっていますが、カナダは移民が作った国です。
より良い生活を求めて、体ひとつで新しい国に移り住んで、一生懸命働いた人々が築いた国です。
その国柄がずっと変わりませんように。