ドウロ渓谷

次の目的地、ドウロ渓谷にやって来ました。
ポルトと共に、今回の旅でいちばん印象に残った場所です。

旅の宿に選んだのはキンタ・ダ・マルカ。キンタというのは農場とか、荘園とか、広い土地を意味するものらしく、その中にワイナリーも含まれていて、ドウロ渓谷で”キンタ”と名前のつく場所はワイナリーです。
多くのワイナリーがその広い土地の一部を使ってホテルを経営しています。
ナビの指示に従って、ホテルへの道をドライブ。
これがもう、物凄いのです。

山肌に沿った曲がりくねった細い道、片側は山、片側は崖でガードレールなんていうものはありません。
これで対向車が来たらどうするの?

そして、見渡す限りどこまで行っても葡萄畑です。

私たちの住んでいるケローナもワインの産地で、ワイナリーが多いと思っていましたが、規模が違いました。
下がホテルからの景色です。

ホテルは部屋がたくさんある大きな家といった感じで、季節外れなのとコロナのせいで、1泊目は私たちだけ、2、3泊目はもう一組だけと宿泊客が少なく、広いリビングルームでテレビを見たり、おやつを食べたりとのびのびさせてもらいました。オーナーの奥さんがイギリス人だったとかで、内装はイギリス風です。

ただ、英語を話せるスタッフが2日目にしか姿を見せず、コックさんと話が通じず、1日目の夕食にステーキを注文したのに、タラのキャセロールが出てきてしまったのだけが残念でした。いくらタラがポルトガル名物とはいえ、開けてしまったのは赤ワイン。。。

上は朝食用のテーブルです。ドウロ川の景色を眺めながら優雅に朝ごはん〜♪