観光しなかった日

ドウロ渓谷を後にして、南へ。

途中で羊と羊飼いに道を阻まれたりしながら、たどり着いたのは、ヴィゼウという町です。
ここはダオンと呼ばれるワインの産地の中心です。
泊まったのはポサーダ・ヴィゼウ。19世紀に建てられた病院を改装したホテルです。

ちょうどロビーでお菓子祭りが開かれていました。
オビドスに続いて、お祭りづいています。

チェックイン時にハプニングが。予約が見当たらず、係の人がパソや書類を見直している間に、自分の持っている書類を見ると。。。チェックインの日にちが昨日の日付!
何年も旅行の予約は自分でしているのですが、こんな失敗は初めてです。
間違いを申告すると、同じグレードの部屋はいっぱいだけど、グレードを下げるか、上げるかすれば大丈夫。
予約したのよりも良い部屋はすぐにチェックインできますよ〜とのこと。
ポルトガルの人達って優しいのです。国民性?
それほど値段も違わないので、良い部屋にしてもらって、すっかりくつろぎの体制。
実はこのホテル、スパがあって、トルコ風呂、サウナ、ジャクジーが利用できます。
お菓子祭りで、買い込んだお菓子を賞味後、スパでくつろぎ、夜はホテルのレストランで。
ポルトガルのレストランでは必ず食事の前にオリーブとオリーブオイルとパンが出てきます。
それがどれも美味しいので、食事の前から既に食べ過ぎの予感。

夫の前菜。これ、多過ぎでしょー。

夫は食事後、シガーラウンジに移動して、葉巻とブランデーを楽しんだのでした。
私は部屋でのんびり。
結局、ヴィゼウの観光は全くせず、ホテルから一歩も出ずに、この日は終わったのでした。