モンペリエ

船旅を終えて、Narbonneまでタクシーで向かい、そこから電車でモンペリエに来ました。
次の日に電車でパリの空港まで向かうので、中継地として割と適当に選んだのですが、これが大正解でした。

泊まったのは上のクラッシックなホテル。旧市街の中心に近く、便利でした。
旧市街では伝統的な街並みと細い路地が印象的でした。

壁に絵が描かれている建物がありました。
下の建物は窓に向かいの教会が写っているように見えますが、実は絵です。
他の窓も絵と実際の窓が混じっています。

こちらも窓や人物は本物ではありません。とてもよくできていて、びっくりしました。

旧市街を見て、伝統的な町なのだーと思ったら、大間違いなのです。
旧市街以外には近未来風の建物がたくさん!
代表的なのが、日本人の建築家、藤本壮介さんが手がけた右下の建物。「白い木」と名付けられています。

その他にも色々な面白いデザインのビルが林立していました。
右下のは市庁舎です。

翌日は夕方のTGVでシャルル・ド・ゴール空港へ。CitizenMというちょっと変わったホテルに泊まりました。
部屋は小さいのですが、照明やブラインドなどを全てiPadで調節、照明も色が変えられたりして楽しめました。

上の写真はロビーです。フランスって伝統を大切にしている反面、こういう超モダンなのも大好きなのです。
これで、今回の旅レポはお終いです。
お付き合い、ありがとうございました。

船旅レポ、最終回

再びボートの旅レポです。
運河にはたくさんの橋がかかっているのですが、中にはボートの高さギリギリのとか、幅に余裕があまりないのとかがあります。ちょっとスリルがあります。

途中で立ち寄ったArgeliersという村には路地を利用した野外博物館がありました。
1907年にアルジェリアからのブドウを大量に輸入してワインを作っていることに反対した大規模なデモが頻発して、結局は軍隊に鎮圧された経緯が展示されています。左下の人は最初の集会の発起人だった人で、この村の出身でした。

ボートでの昼食はバゲット、チーズ、パテにソシソン、そしてサラダが定番でした。
もちろんワイン付きです。
写真を見ただけで、もう1回行きたくなります。

下のはLe Somailという綺麗な村です。

緑色のボートは食料品店です。予約しておくと朝にバゲットも買えます。

そして、こんな小さな街にこんなに大きな古本屋がありました。
下の写真はほんの一部分だけです。ブックオフも顔負けです。

ダラダラと続けていたボートの旅レポでしたが、ここで運河とはお別れです。

夫が前々から行きたかったCanal du midi、やっと念願が叶って満足な旅でした。

我が家のハンター

船旅レポはまだダラダラと続きます。
今日はちょっとお休みして、大翔の話題です。

私達にとっては現存するわんこの中でいちばんな大翔くんです。
優しくて、明るい性格で、頭が良くて、かっこいいのです。
腕ききのハンターでもあります。
獲物はコレ。

マーモットです。上のはゴルフ場で撮った写真です。あちらこちらにたくさんいます。
我が家の庭にも出没します。石垣などの石の間に巣を作って、石垣を崩したり、庭の草花を食べてしまいます。
大翔、今年は2匹仕留めてくれました。
先日も庭に入り込んだのを追い詰めたのは良いのですが、石垣に逃げ込まれました。
チーチー鳴いているのが隠れているマーモットです。
大翔は「出てこい!」と吠えているのですが、吠えると余計に出てこなくなると思うのですけれど。
出てこないので、拗ねているような声が可愛いのです。

結局出てはこなかったのですが、大翔がいるので、庭からは逃げ出したようです。
大翔、ちゃんと庭を守ってくれました。

舗装私道と船旅の続き

私道を舗装してもらいました。舗装したばかりなので、黒くて綺麗!
車が入らないように黄色いテープが貼られています。
バイバイ、凸凹と埃!

テープをまたぐ大翔。

再び船旅レポです。
左下の写真はArgent-double spillwayと呼ばれるもので、運河の水位が上がった場合に横に流れるArgent-double川に流す為のものです。こんな放水路が運河のあちらこちらに設けられています。
ちなみにミディ運河は17世紀後半に作られました。ユネスコの世界遺産に登録されています。
右は新しく植えられたプラタナスの木です。運河沿いに計42,000本あったプラタナスの半数以上が細菌に侵されて、枯れてしまったそうで、現在新しい木を植えるプロジェクトが進行中です。

カナダのリドー運河の水門に比べて、ミディ運河のは狭くて短いので、4艘のボートが入るとキツキツです。

途中でParazaという可愛い村に立ち寄りました。

目当てはワイナリー。元はミディ運河の建設にあたったBonrepos男爵、Pierre Paul Riquetという人の城だったそうです。

試飲をして、ボートでの夕食用にワインを仕入れて帰りました。

花いっぱいと船旅レポの続き

今年も例年通りに庭がヒナゲシのジャングル状態になっています。
通れないぐらいにぎっしりと咲いています。
右上の方にチラッと見えているのは大翔の尻尾。
岩の間に逃げ込んだシマリスを見つけようとしているようです。

芍薬も今年はたくさん咲いてくれました。

さて、再びボートの旅です。カルカッソンヌを出て、

トレブという村へ。

夫の誕生日だったので、夕食時にはまずシャンパン。うふふ〜。喜んでいるのは夫ではなくて私?

ここで1泊して、再び船旅です。
水門の横で多分ブリキでできた可愛い人形達が出迎えてくれました。管理者さんの趣味でしょうか。
水門から出てきたところをパチリ。その後、急いでボートに飛び乗りました。

カルカッソンヌ

再びボートの旅レポです。
2日目と3日目はカルカッソンヌに停泊しました。
カルカッソンヌ訪問は2回目です。初めに行ったのは2007年、パリに住んでいた時でした。
カルカッソンヌについてはその時のHPに載せています。
跳ね橋と外観の美しさ以外はすっかり忘れていたので、昔の記事で再勉強してしまいました。
下のは前回は見なかった古い橋と呼ばれる橋と外壁です。


城壁の裏側です。四角い塔の天辺近くに点のように見えるのはワイヤーから吊り下がっている人です。

拡大図。城壁のガイド付きツアーをしている人たちへ見せるためのようです。

シテの印象は前回と同じく、観光客が多すぎて、情緒が感じられないー!でした。
私達も観光客なので、文句は言えないですが。。。
美味しそうなソシソン(乾燥させたソーセージ)のお店。もちろん買って帰りました。

この旅ではソシソンを食べすぎて、最後にはもう良いですー状態でした(笑)
カルカッソンヌ2日目は土曜日で、日曜日の夫の誕生日には閉まってしまうレストランが多いので、この日にお祝いディナーに行きました。ここラングドック地方の名物料理、カスレとデザートの写真だけ載せておきます。

カスレは白インゲンと色々な肉の煮込みで、美味しいことは美味しいのですが、ボリュームがありすぎなのです。半分も食べられずにギブアップでした。観光客向けのレストランが多い中、このレストランはミシュランもおすすめのお店なので、味は保証付きです。
La Table d’ALAÏS、32 rue du Plô

カルカッソンヌに行ったら夜景は必見です。

こちらは城壁の外の町です。ボートの船着場から城壁まではこんな通りを通ります。

卒業式

旅レポ、ちょっとお休みです。
昨日は夫の大学での以前の教え子さんの卒業式でした。
日本人の女の子ということで、夫の受け持つ授業が終了した後も交流がありました。
お招きいただいて、日本からご両親も駆けつけての卒業式でした。
こちらで卒業式を実際に見るのは初めてでした。
お決まりの帽子を投げるシーンが楽しかったので、動画です。

Canal du Midi

やっと今回の旅行のメインイベント、ミディ運河です。
ところが、その前に問題が。
電車でトゥルーズから出発地のブラムという村まで行く予定でした。
ところが、フランス南部の鉄道の全線が3日間、点検のために運行中止。
その前にストライキの予定があって、それが中止になったと思ったら、これです。
その辺りの日が祝日だったので、連休にかけて、ストライキ代わりに休日にしようという目論見ではないかというのは、邪推しすぎ?
フランスにストライキは付きもの。諦めるしかありません。
仕方がないので、移動手段はタクシーです。
その前に、食料調達。

トゥルーズの屋内マーケットです。
所狭しと並べられた美味しそうな食品の数々に目移りしてしまいます。

やっとブラムに到着して、そこでお昼にしようと村まで歩くと、どのレストランも閉まっていました。
仕方がないので、小さなスーパーに行くと、もう直ぐ閉店の模様。
午後1時に閉めて、4時頃まで開かないのです。パン屋なども同じです。
そんなこんなでお昼を食べられなかった我が一行4名、やっとボートに乗り込んだのは良いのですが、説明をしてもらう順番を長い間待つことに。と言うのも、、私達の前に居いた人々がポーランド語しか話せず、ボートのレンタルの係の人のフランス語をグーグル翻訳を使って、一々ポーランド語に訳しての会話だった為。

いろいろありましたが、やっと説明等を終えて、いざ出発!

その日は少しだけ進み、適当な場所に係留しました。一部を除いて、どこにでもボートを停められるのです。

次の日に初めての水門を通過。
水門は8時頃から夜7時頃まで開いているのですが、12:30から1:30まではお昼ご飯の為閉まってしまいます。さすがフランス。このタイミングを見測らないと1時間は待つことになります。

オタワのリドー運河では水門の中の壁に沿ってワイヤーが縦に並んで設置されていて、水面が上がり下がりする時には、そのワイヤーに綱を通してボートを固定します。
ミディ運河では壁の部分の上にだけ綱を引っ掛ける係柱(と呼ぶのでしょうか?)があって、そこに綱を引っ掛けるので、ボートが下がって行くとその分だけ綱を伸ばさないといけません。わたし達は運河を下っていったので、楽だったのですが、上がる場合は、まず最初に乗組員を一人降ろして、その人に綱を投げて、上の係柱に引っ掛けてもらわなければいけません。リドー運河の方がずっと便利!

お留守番をしてくれていた人が送ってくれた大翔の写真です。3日おきぐらいにメールを送ってくれました。いつもと変わらず、元気そうで安心していました。

トゥルーズのレストラン

トゥルーズの市庁舎があるキャピトル広場です。夜のライトアップが綺麗です。

この一角にある一つ星レストランに行ってきました。

一緒に行った4名全員が79ユーロの4コースのセットメニューを選択。
アミューズは写真を撮るのを忘れました。
最初のコースはラングスティン。次が鯖の上にフォアグラが乗っているもの。
鯖もフォアグラも美味しかったのですが、鯖ではなくて、白身の魚の方が良かったかも。

3コース目は鳩のローストでした。デザートはチョコレートで、中にムース。
フランス料理の最近の流行はこのデザートの上に乗っているような飾り付けと、円柱状のデザートのようです。

食事の後に3人はコーヒを、友人夫妻の奥さんの方がミントティーを注文しました。
すると、

鉢植えとその隣にバーナーの上に乗ったケトルが出てきました。
その場でお湯を沸かして、生のミントをちぎった上に注ぐという趣向。
さすが星付きレストランだけあって、楽しませてくれました。

その後に出てきたお茶菓子も楽しー!
満足なレストラン体験でした。
Les Jardins de L’Opera, 1 Place du Capitole

トゥルーズ

トゥルーズ、赤煉瓦とテラコッタ瓦の建物が多い為、薔薇色の町(la Villa Rose)と呼ばれているとか。
小米花さん、すみません。なかなかミディ運河に辿り着きません。

ミディ運河でのボートの旅を一緒にする友人夫妻とここで待ち合わせをしていました。
ガロンヌ川にかかるポンヌフ、新しい橋という名前なのにトゥルーズ最古の橋だそうです。
パリのポンヌフもパリ最古ですよね。名前の意味は関係ないのでしょう。

友人夫妻と合流して、最初に行ったのはエアロスコピアです。
飛行機好きにはたまらない場所。
私はシテ・ド・レスパスと呼ばれる宇宙開発が主題の博物館の方が見たかったのですが、多数決によりこちらに。うっく。

たくさんの軍用機、民間飛行機が展示されています。
コンコルドとその内部にはちょっと興奮しました。内部は思ったよりも普通でしたけれど。

次に訪れたのは、友人夫妻の奥さんの強い希望で、Hall de la Machineという使える(?)機械の博物館です
いちばんの目的は巨大ミノタウルスに乗ってみること。

ミノタウルスから巨大蟻?蜘蛛?を見下ろしたところ。

結論から言えば、ミノタウルスに乗っていると、ミノタウルス自身が見えないので、乗らずに、動いている時に地上から見るのがおすすめです。

この他にも何の役にも立たないけれど、面白い機械がぎっしりと展示されています。
下のはリフトで上に上がりつつ、煙を発生させる機械。
観客参加で、盛り上がります。

食卓にパンを飛ばす機械。左上のウェイターがパンを飛ばしています。

こちらは奇怪な機械(あら、洒落ではありません、笑)のメリーゴーランド。

こんな変わった場所の観光も良いかなーと思わせる場所でした。

コメントへのお返事やブログの更新が遅れたのは2日続けてゴルフをしていたのと、昨日は和太鼓のコンサートに行っていた為でした。
1日目のゴルフはベンツのディーラー主催。毎年1回の開催で、参加費、お昼とディナー付き。毎年楽しみにしているのですが、今年はあと4ホール残すところで、土砂降りになり、中断しました。
4人の中で一番良かったショットを繋いでいくスクランブル形式だったのですが、私達の組はどう考えても優勝できるスコアーではなかったので、喜んで中断してしまったのでした。

昨夜は地元の和太鼓クラブと和歌山県のプロの方との和太鼓コンサートでした。
久しぶりの和太鼓の音に感激でした。