やっと今回の旅行のメインイベント、ミディ運河です。
ところが、その前に問題が。
電車でトゥルーズから出発地のブラムという村まで行く予定でした。
ところが、フランス南部の鉄道の全線が3日間、点検のために運行中止。
その前にストライキの予定があって、それが中止になったと思ったら、これです。
その辺りの日が祝日だったので、連休にかけて、ストライキ代わりに休日にしようという目論見ではないかというのは、邪推しすぎ?
フランスにストライキは付きもの。諦めるしかありません。
仕方がないので、移動手段はタクシーです。
その前に、食料調達。
トゥルーズの屋内マーケットです。
所狭しと並べられた美味しそうな食品の数々に目移りしてしまいます。
やっとブラムに到着して、そこでお昼にしようと村まで歩くと、どのレストランも閉まっていました。
仕方がないので、小さなスーパーに行くと、もう直ぐ閉店の模様。
午後1時に閉めて、4時頃まで開かないのです。パン屋なども同じです。
そんなこんなでお昼を食べられなかった我が一行4名、やっとボートに乗り込んだのは良いのですが、説明をしてもらう順番を長い間待つことに。と言うのも、、私達の前に居いた人々がポーランド語しか話せず、ボートのレンタルの係の人のフランス語をグーグル翻訳を使って、一々ポーランド語に訳しての会話だった為。
いろいろありましたが、やっと説明等を終えて、いざ出発!
その日は少しだけ進み、適当な場所に係留しました。一部を除いて、どこにでもボートを停められるのです。
次の日に初めての水門を通過。
水門は8時頃から夜7時頃まで開いているのですが、12:30から1:30まではお昼ご飯の為閉まってしまいます。さすがフランス。このタイミングを見測らないと1時間は待つことになります。
オタワのリドー運河では水門の中の壁に沿ってワイヤーが縦に並んで設置されていて、水面が上がり下がりする時には、そのワイヤーに綱を通してボートを固定します。
ミディ運河では壁の部分の上にだけ綱を引っ掛ける係柱(と呼ぶのでしょうか?)があって、そこに綱を引っ掛けるので、ボートが下がって行くとその分だけ綱を伸ばさないといけません。わたし達は運河を下っていったので、楽だったのですが、上がる場合は、まず最初に乗組員を一人降ろして、その人に綱を投げて、上の係柱に引っ掛けてもらわなければいけません。リドー運河の方がずっと便利!
お留守番をしてくれていた人が送ってくれた大翔の写真です。3日おきぐらいにメールを送ってくれました。いつもと変わらず、元気そうで安心していました。