この日は雨模様。それならばお城見学でもと、やってきたのが、スードリー城です。悪名高きヘンリー8世、その6番目で最後の妃のキャサリンは、36歳で亡くなる前の1年間、ここで暮らしました。9日間だけ王位について、その後処刑されてしまったジェーン・グレイもここで過ごしたことがあるそうです。
今ある建物は15世紀のチューダー様式のもので、12世紀にあった城跡に建てられたのではないかと言われています。 よく手入れされた庭が有名です。雨だったのが残念!
17世紀半ばから19世紀半ばまで放置されていた城を、裕福な皮商人が買い取り、修復を開始、それ以降、子孫に代々受け継がれてきました。1972年に当主が亡くなり、その後、アメリカ人の未亡人はアシュコーム男爵と再婚しますが、引き続き城の経営に当たり、現在は前夫との子供達も経営にかかわっているとか。
シェークスピア劇とTVシリーズのダウントン・アビーの世界を一緒くたにしたような、長い歴史が刻まれたお城なのでした。
お昼は相変わらずパブでしょ~。ビールも欠かせません(笑)
典型的な日曜日のランチです。ローストビーフにヨークシャプディング、ポテトに茹でた野菜。不味くはないのですが、特に美味しかったかと聞かれると、ちょっと返答に困るような。。。
お腹がいっぱいになった後は、ブロードウェイというきれいな村へ。今日の泊りはこの近くです。
ダンブルトン・ホール、昔の領主の館を改装したホテルです。1690年に建てられ、その後荒廃し、1832年に改築されました。1960年以降は郵便局職員の保養所になり、1996年に一般の人が使えるホテルになったそうです。
ここ、ネットで特別価格を見つけてしまい、即予約でした。
朝食と3コースの夕食付で、おまけに熊のぬいぐるみまでついてきて、ふたりで1泊が2万円弱でした。お買い得でしょ~!
近所の村からは離れていて、部屋や設備は古びていますが、1泊だけなら充分でした。19エーカーある庭で、散策を楽しみました。