入道雲ではありません

これ、雲ではありません。

14㎞ぐらい離れた地域で山火事がありました。
8月24日のことでした。風が強かったせいで、6時間ぐらいの間に350ヘクタールにも燃え広がりました。
一時は非常用持ち出し袋(大輔&姫の写真とか、大輔ぐるみとか、姫の毛玉とか入ってます)を確認してしまったほどでした。
その後、火事は400ヘクタールに広がりましたが、必死の消火活動のおかげで、今は鎮火の方向に向かっています。

テキサス州ではハリケーンで500年に1度という洪水が起きているそうですが、こちらはこの2ヶ月、ほとんど雨が降らず、30℃以上を超える日が続いています。
今はアメリカのワシントン州での山火事のせいで、灰までこちらに降っています。
早く雨が降って欲しいものです。

あれから3年

大輔が逝ってしまってから3年になります。
あっという間に3年。
一緒に暮らしていた日々が昨日のことのように思えるのに。

2歳5か月の大輔です。
ず~っと一緒にいられると思っていたあの頃に帰れたら、、、

大切な、大切な、大切な大輔、ずっとずっと愛しているよ。
また会える時を楽しみにしているからね。

キャンベルリバーその2

キャンベルリバーは鮭釣りのメッカとして知られています。
Tyee Clubという有名な会があって、30ポンド(約13.6kg)以上の鮭を吊り上げないと会員になれない決まりになっています。Tyeeというのは先住民の言葉で「チーフ」を意味するのだとか。

あちらこちらで釣りをしている人々をみかけました。

ですが、魚を釣り上げているところはただの1回も見ませんでした。
何故でしょ~。

魚を釣る人々を横目で見ながら、私達は州立公園でハイキング。
まずは、近くのエルクフォール公園へ。
こんな長~い吊り橋が迎えてくれました。

吊り橋からエルク滝がよく見えました。

長いハイキングコースもあるのですが、軟弱カップルは1時間ぐらいの短い距離で十分楽しみました。

翌日はStrathcona州立公園へ。
ここはBC州でいちばん古く、バンクーバー島でいちばん大きな(‎2,458.07 kmp>2)公園だそうです。

森林浴の発想って日本発祥ですが、最近はこちらでも取り上げられるようになっています。科学的にも効果が実証されているそうですね。

日本は涼しくなってきているのでしょうか?
こちらは相変わらず30℃以上、お天気ぃぃぃ~!の日が続いています。雨らしい雨は2ヶ月以上も降っていません。清涼の意味も込めて、滝の動画を。

森の清涼な空気でしばしリラックスしました。

綺麗な海と優しい森、バンクーバー島の旅は癒しの旅でした。

また来年も行きたいな~と思っています。

Campbell Riverへ

Mosshavenさん夫妻に別れを告げて、まず最初に向かったのがクームスです。
ここは屋根にヤギがいるショッピングエリアとして人気の場所です。

何故、屋根にヤギがいるのかは謎ですが、可愛いじゃないですか~♪
せっかくなのでアップでどうぞ。

クームスでショッピングを楽しんだ後、この日の宿泊地、キャンベルリバーへと向かいました。
途中でローカル色あふれる「にんにく祭り」に遭遇。
去年の秋にニンニクを植えて、夏に収穫できたのに味をしめたので、来年の収穫を目指して種ニンニクを買いました。

キャンベルリバーは海辺の町です。ここで、のんびりと海を眺めて、シーフードを堪能するのが目的でした。
花より団子で、まずはシーフードから。
キッチン付のコテージに泊まったので、お店でシーフードを調達し、宿で食べました。

妙なソースがかかっていたりせずに自然のままの味が最高!
オレゴンで食べたダンジョネスクラブ、ここでも手に入りました。
殻が柔らかいので、食べやすいのです。

フィッシュアンドチップスも今まで食べた中で1、2を争う美味しさでした♪

ご馳走様~!

ふたたびポートアルバニー

2日間の滞在の後、バムフィールドを後にしました。
フェリーは毎日運航していないのです。これに乗り遅れると、次はまた2日後です。

無事に再びポートアルバニーへ。
船着き場までMosshavenさんとご主人が迎えに来てくれていました。
なんて、至れり尽くせりの好待遇なのでしょう。感謝、感謝です。
そして、「5分で支度して、出発だよ~」と、拉致(!)されたのが、湖畔の素敵なお宅でした。
息子さんの家に家族が集まっての夕食にご招待いただいたのでした。

ところがです、この素敵なお家の写真がほとんどないのです。
あるのはお料理の写真ばかり。
だって、おいしそうなお料理が次々と出てくるのです。つい、目がいってしまいますよねー。

写真を見ているだけで、もう1度食べたくなります。
メインはパエリア、お料理担当のMosshavenさんのお嬢さんとお友達ふたりがベジタリアンなので、ベジタリアンバージョンもありました。

かろうじてあったお料理以外の写真。
左から、ご主人、ご主人の妹さん、お孫さんです。
お孫さんのコーナーくんはHalf Moon Runというバンドのメンバーで、カナダはもちろん、ヨーロッパやオーストラリアなど、世界中で公演しているアーティストなのです。
こっそりとMosshavenさんにお土産を手渡している場面を見てしまいました。
こんなに優しくてカッコいい孫なら持ってみたいかもー♪

総勢12人の賑やかディナーでした。
でも、皆さん普段はもっと賑やかなのだとか。
私達に遠慮して、控えめにして下さっていたそうなのです。
次回は喧々諤々のおしゃべりに参加希望です!

バムフィールドで

旅レポの続きです。
バムフィールドの町は入り江にまたがって、西と東に分かれています。
フェリーが最初に着いたのは西側で、ここには他の町へ行く道路が通っていません。
友人宅があるのはこちら側。
隣町へ行くには、フェリーを利用するか、ボートで東側まで行く必要があります。
不便と言えば、不便なのですが、そんな不便さも町の魅力のひとつかな~と思います。
海辺にそって延々と木製の遊歩道が続いています。

着いた日は遊歩道を含めた近所を散策、そして次の日はボートで東側に渡って、

先住民の住居跡を訪ねるハイキングツアーに参加しました。
ツアーを始める前に、クーガーが徘徊しているという情報が来て、襲われる危険を考えて、ツアーが取り消しになりそうだったのですが、普通よりも短いツアーならということで、連れて行ってもらえました。

高い木々が密生する森を抜けると住居跡がありました。
住居跡は7、8カ所に分かれていました。5千年ぐらいの間、ここに人々が暮らしていたのだそうです。

こちらは柱と梁の跡。

住居跡の目の前にはこんなきれいな入り江がありました。

Huu-ay-ahtというのが部族の名前です。
“Ancient Sprit, Modern Mind(伝統を重んじる心と進取の気性)”と言うのがこの部族のモットーです。

延々と政府と土地の所有権で争っている先住民部族も多い中、この部族は近年になって政府と和解し、その和解金で、ホテルなどの施設を買収し、部族の為だけではなく地域に貢献して、相互の発展を図ろうとしているのだそうです。こういう部族が増えてくれて、カナダの先住民問題がより良い方向に向かうとよいのですが。

案内してくれたのはそんな素敵な部族のチーフの息子さんでした。
綺麗な入り江で歌も披露してくれました。

こちらは部族の本部。
日曜日で閉まっていて、外側だけです。
大きな木をそのまま使った建物は圧巻でした。

こちらは次の日に行ったパチナ湾(Pachena Bay)。West Coast Trailという長く(75km)険しいハイキングコースにあります、、、と言っても初めの地点にあるので、私達が険しい道をハイキングしたのではありません(笑)

思いっきり深呼吸したくなるような場所でしょう?

部分日食でした

旅レポの途中ですが、昨日は部分日食だったので、その話題を少し。
皆既日食であれば肉眼で太陽を見ることができますが、部分日食の場合は無理です。
ダンナが段ボールで日食を見る装置を作りました。
箱に開けた針の穴を通して、太陽の光が下に置いた紙に反射します。

もうすでにほとんどが月の陰に入っています。

下がその時の周りの様子です。
ほんの少しだけの日射でこんなに明るいのです。
暖かさはいつもより減っている気がしましたが、それでも寒いようなことはありません。太陽の光って偉大ですねー。

ふたたびふなたび

次の目的地はバムフィールド(Bamfield)という町です。
車でも行けるのですが、道路が舗装されていず、ガタガタボコボコ道だそうなので、船を使うことにしました。ポートアルバニーから海の入り江を航行します。

Mosshavenさんとご主人にフェリーの船着き場まで送っていただきました。
しばしの別れを惜しんだ後、のんびりと船の旅を楽しみました。

この船、人だけではなく、荷物も配達するのです。
小舟で荷物を受け取りに来ました。

水に浮かぶ郵便局に郵便も届けます。

途中で下船する人々もあります。
この人達、一体どうやって岸までたどり着くのでしょう?丸木を渡るのは無理がありそうだし、と内心心配していたら、しばらくして小舟が迎えにきました。

途中で鯨も見れました。
Humpback Whale、日本ではザトウクジラと呼ばれている種類です。
体長が12-16メートルあるそうです。
遠くのほうで、何度か潮を吹いているのが見え、最後には尻尾を見せてくれました。
本物の鯨を見たのは初めてで、感激でした。

そうこうしているうちに、4時間半の船旅の目的地、バムフィールドが見えてきました。

2日間お世話になった友人夫妻のお宅は船着き場のすぐ近くで、家の窓から船着き場が見える至極便利な場所にありました。

バンクーバー島上陸!

バンクーバーの義姉宅で一泊させてもらった翌朝、フェリーでバンクーバー島に渡りました。
義姉の家はフェリーの乗り場に近いので、至極便利です。
ちょっとした船旅気分を味わっている間に、フェリーはナナイモに着きました。

ナナイモの町を少々散策。
可愛いお茶屋さん。
柴犬のティーカップを探したのですが、ありませんでした。
カナダで柴犬グッズを見つけようというのに、無理があるのかも?

こちらは七色の横断歩道。
人種や宗教の違いを越えて、すべての人が平和に暮らせるようにという願いが込められているとか。
あちらこちらの町にあるそうです。
知りませんでしたが、ここケローナにもあるのだそうです。

町の博物館にも行ってみました。
町の歴史や産業などの展示の中に、これを見つけてしまいました。
「”究極の”ナナイモバー」のレシピです。
(著作権とかありませんように。。。)
カナダでは知らない人はいないぐらい有名なデザートです。
もちろん、ナナイモが発祥の地です。
以前に1度作ったことがあるのですが、ものすごく甘くて、げんなりしてしまいました。
この究極レシピでもう1度作ってみようかな~。

ナナイモ散策後、途中でお昼を食べてから、今回のメインイベント(!!)のひとつ、ポートアルバニーに向かいました。
10年以上前からお互いのブログを行き来して、仲良くさせていただいているMosshavenさんのお宅です。
お付き合いは長いのですが、全く面識はないのにもかかわらず、泊らせていただいてしまうという厚かましさ。
日本だったら考えられないかもしれませんねぇ(って自分で言うなって?)。

Mosshavenさんとご主人、素敵なカップルでした。
やはりブログって人柄が現れますよねー。ブログが素敵な方はご自身も素敵!
そして、ブログを拝見していて、植木がお好きなのは知っていたのですが、想像以上でした。見事なお庭にうっとりでした。

あ、言い忘れましたがMosshavenさんは日本人女性で、ご主人はカナダ人です。

ご主人の運転で町を案内していただいて、地元のマーケットものぞいた後、夕食は地ビールを製造しているパブへ。サンプルビール4種類がどど~んと運ばれてきて、その後次々とお料理が。どれもこれも美味しくて、幸せ~♪

こうしてバンクーバーの第一夜、「Mosshavenさんにお会いする」イベントは楽しく過ぎて行ったのでした。

バンクーバー島へ

バンクーバー島に遊びに行っていました。
10年以上振りです。
バンクーバーからのフェリー、昔に比べて、ずいぶん綺麗になっていました。

素敵な方々にお会いして、
綺麗な海を堪能し。

太古の森でたくさん深呼吸してきました。

詳細は後ほど。
とりあえず、ただいま~まで。