いちばん楽しかったのは

荷馬車に乗って昔に帰ってきました。

スティール砦という場所です。昔の建物を保存、公開していて、その時代の服装をした人々もあちらこちらで見かけます。

その人達に話しかけると、その時代の人になりきって会話をしてくれます。劇中の人になったような感覚で楽しめました。

砂金を探しているところ
女性にも選挙権を!の活動中

わんこも、もちろん一緒に歩き回れます。大翔も上機嫌で歩いてくれました。他の観光客が連れてきたわんこと遊べたのがいちばん楽しかったかも。

サスカチュワン州のムースジョー(Moose Jaw、ヘラジカのあご)の次に泊まったのは、アルバータ州にあるメディスンハット(Medicine Hat、薬の帽子)という町でした。どちらも面白い名前ですよね?先住民の使っていた地名が由来となっているのではと思います。その次はBC州のファーニーという町に泊まりました。そして最後の宿泊地はBC州のネルソンでした。大翔はたぶんここがいちばん気に入ったと思います。

目の前にビーチと湖が広がる素敵な場所で、

ブランコに乗ったり、

ビーチでくつろいだり、
中でもいちばん楽しかったのが、

宿泊先のホテルのオーナーさんの愛犬、オースティンくんと遊ぶこと。
優しいゴールデンで、4歳だそうです。普段はちょっと臆病で、他のわんことも距離を置くようなところがあるそうなのですが、天真爛漫な大翔は気に入ってくれたらしく、ふたりで追いかけっこしたり、落ちている木の棒を取り合いっこしたり、ことあるごとに一緒に遊んでいました。

最後にこの旅でいちばん美味しかったデザートを。スティッキー・トフィー・ブディングです。キャラメル状のトフィーがからまった暖かいねっとりしたケーキが瓶の中に入っていて、上にバニラアイスクリーム♪ 美味でした~♪

旅の途中

旅の途中で、そっちには行きたくないんだよぉ~の大翔です。
1才を過ぎて、段々と柴気質が出てきたようです。

ダンナの従兄の牧場に遊びに行った時、子供たちがうっかりしてリードなしで大翔を外に出してしまいました。幸いにもグラウンドホッグの掘った穴があちこちにあって、大翔はそれを嗅ぎまわるのに忙しく、遠くに行かずにすみました。最後はダンナがダイブして捕獲。ホッ!!!これが大輔だったら捕まえるのがどんなに大変だったか。。。

親戚宅を後にして、サスカチュワン州の州都、レジャイナに立ち寄りました。

州議事堂の花壇が綺麗~♪
おいおい、そこでシーをしているのは誰ですか!

この日の泊りはムースジョー、「ヘラジカのあご」という妙な名前の町です。
アメリカの禁酒時代に密輸で儲けた場所だったそうで、その時代になぞらえて作られた地下の密輸通路を巡るツアーがあります。参加者は皆、新米の密輸業者の設定です。良く作られていて、楽しかったです♪

撮影禁止だったので、画像はツアーのサイトから借用しました

大翔はこの日の泊りの静かなコテージでお留守番でした。
(注)写真は外で撮ってますが、お留守番はもちろん、コテージの中でした。

親戚宅で

カナダの広大な大草原、周りは360度の大地と360度の空が広がっています。
黄色はカノーラの花です。

サスカトゥーンからほぼまっすぐな道をひた走り、ダンナの叔母さん宅へ。
翌日はブランチをご馳走になりに、従兄の趣味の農場へお邪魔しました。
大翔はポニーとこんにちは~しました。

一緒に遊びたくて、大接近しています。

車の下にもぐっているのは、何故?

ドラムヘラーでも登場したグラウンドホッグがここにもたくさんいました。
地面に巣穴を掘ります。そのひとつがたまたま車の下にあったのでした。

午後からは湖畔の別荘に移動。
5歳と8歳の子供2人を含む、13人の人間に囲まれての午後でした。
子供達は大翔を気に入って、何かにつけて構っていました。
よく耐えていたのですが、最後の最後で、しつこくされてワフッ!
そりゃ~、子供のほうが悪いので、大翔にお咎めはなしです。

たいちゃん、お疲れ。偉かったよー。

お誕生日に

8月2日は大翔の誕生日でした。1才になりました。
我が家のプリンスの誕生日にふさわしいのはこのホテルでしょ~♪
サスカチュワン州、サスカトゥーンのランドマークとも言えるホテルです。ここで2泊しました。

最初は少々びっくりしたエレベータも、2回目からはこの通り平気になりました。

ホテルのすぐ裏に川があって、川沿いが遊歩道になっていました。
雁を追いかけてみたり、

水遊びをしてみたり。誕生日を楽しんでくれたようです。

後から気が付きましたが、実は、隅にペット禁止の看板がありました。
ここに行ったのは、散歩の途中で会ったわんこ連れのグループが、いつもわんこを連れて行くって教えてくれたからなのです。いいのかー。

夜になって、大翔が爆睡している間にシェークスピアの劇、 “As you like it (お気に召すまま)” を見に行ってきました。

シェークスピアの時代の舞台と同じように、舞台を囲んでぐるりと観客席がありました。演じる人々との距離が近いのです。
普通のお芝居を観るのとはちょっと違った感じで、楽しめました。
“All the world’s a stage, And all the men and women merely players(全世界は舞台で、男も女もすべてただの役者にすぎない)”というのはこの劇の中の有名なセリフです。

(ちょっと覚書)
桃の季節です。3.5kg、14個ぐらいの桃が1200円ぐらいでした。
母がこちらの果物が安い~と驚いていたので、桃の値段も載せてみました。

ドラムヘラー

7月29日にケローナを出発し、途中でレベルストークという所で1泊し、それからアルバータ州にあるドラムヘラーという町を目指しました。ロッキー山脈の山々が見えてきて、もうすぐ目的地です。

「ようこそ、ドラムヘラーへ」という看板が見えてきました。
その横に恐竜があるのは何故でしょ~?

実はこの町には恐竜がいるのです。それもたくさん。
こんな巨大なのや、

可愛らしいのや、

あっちにも、こっちにも。

この辺りは 先史時代の氷河の浸食で形成された渓谷で、大昔は恐竜が闊歩する地でした。今では化石がたくさん見つかるので有名です。

こんな不思議な風景にも出会えます。

不思議な形をした岩場をどんどん上に登っていって、ご機嫌な大翔です。
この辺で止めておきましょうよ~。

こちらはHorsethief Canyon(馬泥棒渓谷)という名前の渓谷です。その昔、馬泥棒がここを通って逃げて行ったのでしょうかねぇ。
大翔は景色を楽しんでいるように見えますが、実際は、

あっちこっちに出没するこの子達を見つけて、追いかけたくて、熱心に臭いを嗅いでいるのです。グラウンドホッグと呼ばれる動物で、我が家の周りにたくさんいるマーモットの仲間です。

たくさん歩いて疲れた大翔をホテルに置いて、博物館に出掛けました。

ロイヤル・ティレル博物館、恐竜の博物館です。
かなり学術的な博物館で、大人向けです。恐竜ファンには必見!

実際の化石と復元した部分が合成されています。
恐竜がどんな姿をしていたのかが、実感できます。かなりの迫力です。

最後にT Rex(ティラノザウルス レックス)を。地上に存在した最大級の肉食獣だそうで、体重は5.4トンから8トンもあったそうです。恐竜時代の最末期に君臨したそうですが、絶滅していてよかったー。

ただいま~

大翔の1才の誕生日を記念して、旅に出ていました。
アルバータ州とサスカチュワン州に行ってきました。

大翔は色々な初めての経験をして、たくさんの人に「可愛い~」と言ってもらいました。2週間弱の長めの旅でしたが、ずっと良い子でいてくれました。

旅レポは明日から。今日は久しぶりの我が家でゆっくりしてます。