アートウィーク東京

去年も参加したアートウィーク東京。今年は小米花さんと愛ちゃんママさんにお付き合い頂きました。
その前に腹ごしらえ。里帰り時には必ず立ち寄る銀座の美登利寿司。いつもは並ぶのですが、今回は待ち合わせなので、初めて予約を入れました。それが大正解。私達が行った11時にはすでに並んでも入れない状態になっていて、次の受付は4時からになっていました。下のは予約のできるメニューの「板さんのおまかせ握り」。これに赤だしのお味噌汁と茶碗蒸しとデザートが付きます。この内容で4千円弱はやっぱりお得でしょう?

お腹がいっぱいになったところで、歩いてメゾン・エルメスへ。軽石?と思いましたが、これ、死んだ珊瑚なのだそうです。環境破壊を訴える作品のようです。モダンアートって何でもありで、楽しいと言えば楽しいですよね。

「和光の時計がミッキーになっている」という小米花さん情報により、そこから再び歩いて和光まで。
ディズニー100周年記念のようです。和光の時計が変わるのは初めてのことだそうです。ショーウィンドウもミッキーの時計になっていました。

そこでアートウィークのバスに乗り、ギャラリー巡りへ。。。

ところが、バスの接続がイマイチで、大倉集古館あたりで乗り換えしたりして、ギャラリー巡りというよりはバスで巡る東京観光のようになってしまいました。それはそれで楽しかったのですけれど。
下のは元麻布のカイカイキキギャラリーで見たナカザワショーコさんの作品です。アーティスト本人もその場にいらしゃいました。作品と同様に可愛い方でした。

その後、広尾でお茶して解散でした。
愛ちゃんママさん、小米花さん、お付き合いいただき、ありがとうございました。

次の日も今度こそ!のギャラリー巡りを目指して、バスに乗りました。目指すは一番遠いルート、池袋、巣鴨方面です。ところが、このルートでは気に入ったギャラリーは見つけられず、

唯一感動したのがとげぬき地蔵。お寺での特別祈祷の最中でした。朗々と唱えられるお経と太鼓の響きはまるで室内楽を聴いているようでした。ほぼ毎日1時から20分のお経と5分の法話があるそうです。ちょうど行きあえてラッキーでした。

で、飽きもせず、再び次の日も別ルートに挑戦。
伊豫田晃一さんの絵です。個展のテーマは「Visionaire-眼差しの先」。絵の中の目にドキッとさせられました。

今年もすっかりアートウィークを堪能。去年よりも参加者が多い気がしました。ほとんど宣伝されていないのですが、口コミで広がっているのかなー。

東京=おもちゃ箱?

10月末から3週間ほど日本へ里帰りしていました。東京は思ったよりもずっと暑くてびっくりでした。最高気温が27℃ぐらいになった日も。世界的な異常気象のせいでしょうか。ともあれ、6ヶ月ぶりの東京は面白いことの詰まったおもちゃ箱のようでした。カナダの田舎に住んでいる身にとっては、ただのコンビニだって楽しいのです。実家の近くのスーパーで、和牛の陳列に驚いたり、

魚の種類の多さに感動したり。

和牛ってカナダでもブランドとして有名ですが、お値段もかなーりお高いのです。上の肉の値段も普通のお肉よりは高いのでしょうけれども、買ってみたステーキは文句なく美味でした。魚も、カナダでは種類が少ないので、ずらっと並ぶ新鮮な魚介類から目が離せなくなりました。

今回の遊びの目玉のひとつは豊洲に作られたteamLabプラネッツでした。ここは巨大な空間に作られたビジュアルアートです。入場すると靴と靴下を脱いで裸足になります。それで、作られた数々の部屋を巡っていきます。

光の洪水。色が変わります。

触ると色が変わる大きな風船。

ズボンを膝までたくし上げて、水の中を歩きます。水面にはたくさんの鯉が映し出されて、泳いでいます。

空から舞い落ちてくる花々。

AIが画像を作り出しているので、一つとして同じものはないのだそうです。

蘭の花に囲まれた空間も。
teamLabは「2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。」のだそうです。今年末で閉館になるはずが、好評だったので2027年まで延長になったそうです。来年2月には麻布台に新しいチームラボもできるそうで、楽しみです。

最後に、キッチンで保護色になっている大翔を。

夕食を待っています。キッチンにいると美味しいものがもらえるかもしれないと学習済みです(笑)私が留守の間は夫と一緒に男同士で楽しく暮らしていたようです。