先客万来の日々

ダンナの従姉夫婦がケローナに引っ越してきました。
旦那同士が親しい友達で、家を建てる前から一緒に土地観測をしてくれたり、敷地のどこに建てるのがいちばん良いのかを考えてくれたり、建築中にもいろいろと相談に乗ってくれていました。我が家の土地を購入したのが、かれこれ12年ぐらい前なのですが、その間に土地を見に来てくれたりしているうちに、すっかりケローナが気に入ってしまったのです。
気に入った家を購入するまで、一か月ぐらいの間、我が家に泊まっていました。

7月1日に従姉夫婦が新居に引っ越した後、すぐにダンナの姉夫婦が遊びに来ました。
そのふたりが帰った翌日に、今度は日本からのお客様でした。
来客が多いのは嬉しいことですが、さすがに疲れてしまいました。

下の写真は家の周りの庭づくりの参考にと、きれいな住宅街を見て回った時のもの。
1軒のお宅の玄関先がラベンダーに埋もれていました。

lavender entrance

お花もきれいですが、匂いも良くて、幸せ~な気持ちになりました。

lavenders

我が家の庭にも植えてみたのですが、ここまでになるにはどれぐらいかかるのでしょうね~。

ガーデンセンター

ガーデンセンターの見学に行ってきました。

garden center

ケローナには「新移住者の会」があって、ケローナに新しく引っ越してきた人なら誰でも入会できます。
入会してから3年間に限って在籍できます。
新しい家に引っ越すまでは暇がなかったので、最近ようやく入会しました。
ゴルフにグルメにアートなどなど、色々なグループがあって、好きなグループに参加します。
この間の製材工場もそうだったのですが、今回もその中のツアーのグループの企画です。

ガーデンセンターは誰でも見に行けますが、今回は普通では見れない卸売り部門を中心に見学させてもらいました。
ハンギングバスケットがずら~っと。全部で何と4万5千鉢あるのだそうです。

hanging baskets

こちらは冷蔵貯蔵場所。
木はこうして長い間保存しておけるのだそうです。

cold storage

今が忙しさの真っ盛りで、5月末までがピーク。
1年間の売り上げのほとんどがこの時期に集中するのだそうです。
暖かくなると、お花が欲しくなるのは洋の東西を問いませんねー。

lilies

ユリの鉢はもうすでに小売りの場所の名前と値段までつけられていました。
こうしてすぐ売れるようにして出荷されます。

小売部門にあった、エンペラー・ワンと言う名前の紅葉。
庭に小さな日本庭園を作って、日本の紅葉を植えたいのです。
ここにあったのはすべて売却済みでした。
人気があるのですねー。

japanese maple

マーケット

毎週土曜日と水曜日にはファーマーズマーケットが開かれます。

market

フランスのマルシェを思い出してしまいます。
ケローナのマーケットには魚はありませんが、豚肉とラムと牛肉のお店はあります。
そして、新鮮な野菜や果物がどっさり!

この果物屋さんの箱には「白馬」の文字が。
ググってみると、信州白馬村は果物の産地のようです。
何か関係があるのかもしれません。

2015_8_15fmarket

いちばん近くの果樹園農家で2日前にもフルーツを買いました。
箱にどっさり入ったネクタリン、プラムにプルーン♪
丁度、義姉夫婦が遊びに来ているので、たくさん消費できて助かります。
ダンナとふたりだけだったら、こんなに食べきれません。

2015_8_15fruits

ケローナがフルーツの産地だとは知っていましたが、想像以上に果物が豊富で、びっくりです。

ブロックパーティ

ダウンタウンでブロックパーティがありました。
メインストリートのひとつが歩行者天国になり、たくさんの出店が出ていました。

block party

そして、湖の近くの公園では、

agility

アジリティーが開催されていました。
通りでもわんこ連れが多かったのはこのせいだったのかも。
色々な種類のわんこが出場していました。

姫はアジリティーが好きでしたが、他のわんこを襲うので失格。
大輔は最初からあまりやる気がなく、2回以上同じことを繰り返すと嫌気がさしてしまったのでダメでした。
わんこと一緒にアジリティー、、、楽しそうでした。

臭い話

ここ1週間ほど妙に家の中がドブ臭くて仕方がありませんでした。
家の地下はまだ全くと言っていいほど手を付けていません。
ただ、配管はしてもらってあるので、使っていないシャワーの排水パイプのU字型の部分の水がなくなって、臭気が上がってきているのが原因かも?と水を大量に流してみました。

。。。まだ臭います。

建設中にワイン室にネズミが出没し、ネズミ取りを仕掛けないといけなかったことがありました。
作業をしている人々がワイン室のドアと玄関のドアを開けっぱなしにしていたせいです。
引っ越してきてからは出ていないのですが、ひょっとして、作業中に壁の中や床下、もしくは荷物の中に入り込んでしまって、出られなくなって、その死体が臭っているのかも!?
ググってみると、ネズミの死体が臭わなくなるまでに3週間はかかるとか。ぞぞぞ~っ。

それとも、配水管に不備があって、汚水が漏れている!?

ドブの臭気の中、憂鬱になりながら、鼻をひくひくさせて臭いの元を探して家中を歩き回りました。
やっぱり地下がいちばん臭います。
まだ開けていない引っ越し荷物の箱がたくさん積んである場所が特に臭い!
ダンナと一緒に、一つ一つ箱を開け、中の臭いをクンクン。
正確にいえば、箱を開けるのがダンナで、クンクンしたのは私です。
ダンナは私ほど匂いに敏感ではありません。これって性差によるものなのでしょうかねぇ?
ともあれ、10個以上の箱をクンクンしたのですが、全部合格でした。
で、今度は反対側の箱~と数個の箱をずらすと、、、

臭うものがあったのです。
これです。

smell!

ゆくゆくは地下にも小さなキッチンを付けたいと、シンクの配管もしてもらってあります。
その配管に蓋がしてなかったのでした。
そこから下水の臭気が上がってきて、臭い、臭い、臭い!!
サランラップと建築用のテープで塞ぎました。

やっとこれで、心安らかに生活できます(感涙)

もうひとつ災難の話です。
例年以上に晴れの日が続き、乾燥しているので、BC州のあっちこっちで山火事が起きてます。
これは対岸の火事。
すでに鎮火しましたが、一時は付近の住民に避難命令が出たりして、大変でした。
我が家もいざという時の為に大事なものはひとまとめにしてあります。

fire

良くない話が続いたので、最後に可愛い大姫の写真を。
大輔が1歳と7ヶ月、姫が6か月です。
この時に帰れたらな~と切に思います。
愛しの大輔が逝ってしまってから、ちょうど11か月です。

dai and hime

Hopeにて

クリスマスはバンクーバーのダンナのお姉さん一家のところで過ごしました。
途中雪になるのを予想して、ウチの車ではなくて、レンタカーしました。
滑るのを防ぐために道路に塩と砂利を撒くので、車にはとてもよくない環境なのです。

on the way to Vancouver
案の定、雪が降って、道路はジャリジャリ。
ですが、バンクーバーの行き帰りには必ず立ち寄るHopeという町の近くになると、晴れてきました。
しかも、虹まで出てました!

Hope
今年は大輔が亡くなって、とても悲しい年でした。
そんな私達に、Hope(希望)という町で、クリスマスイブに虹を見せてくれるなんて。
お天気の神様の思いやりでしょうか。

この町に必ず立ち寄るのは、ここにBlue Moose coffee houseというとても美味しいコーヒーを飲ませてくれるお店があるからです。日替わりのスープとスコーンのセットもおすすめです。
ここで、心もお腹も暖かくなって、お天気に恵まれながらバンクーバーへと向かいました。

今年も残り少なくなりました。
皆様、新年の準備にお忙しいことと思います。
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停滞中

家づくり、ストップしてます。
9月に注文したはずの屋根の骨組みが出来上がってきません。
どうなっているのでしょう(泣)

買い物に行った先のパーキングで、ジープになったトナカイ(?)を見かけました。

raindeer?

ケローナ、ミニ知識

近所の牧場や野生動物の話を書いたので、ケローナというところはさぞや田舎でと思われたことと思います。
それはそうなのですが、小さな町の割には、オカナガン地域の中心地であるために、かなり便利な場所でもあります。
ケローナだけでワイナリーが30ぐらいあり、オカナガン全体では200を超えるそうです。
スキー場やゴルフ場もたくさんあり、町の中心にあるオカナガン湖でボート遊びもでき、観光地としても魅力的な土地です。

ダンナの友達が遊びに来ていたので、一緒にオカナガン湖の近くにあるレストランに行きました。

okanagan lake

この友人、勤めを辞めてから建築業に携わるようになりました。
なので、家を建てる際のいろいろなアドバイスがもらえて、至極便利!
一緒に床材やバスタブなどを見に行ってもらいました。
何もかもを自分達で決めないといけないので、大変です。
今は家の外壁の色をどんな色にするかで思案中。
良い案があれば、お知らせください。