フレンチー

大輔を偲ぶブローニュの森散策の日の夕食に選んだのは、フレンチー(Frenchie)でした。
オーナーシェフのGregory Marchandさんが、イギリスの人気シェフ、ジェイミー・オリバーの元で修業した時についたあだ名がフレンチー。それをそのまま店の名前にしたそうです。
フランス人がイギリス人の元で修業だなんて、時代も変わったものですね~。

季節の素材を使ったモダンフレンチです。
シェフのお任せメニューにしました。
ダンナだけそれぞれのお料理に合うワイン付きのコース。私はマドリッドのレストランでそれにして、最後の2種類のワインは一口だけ飲んで、義姉にあげてしまったのに懲りて、グラスワインを注文です。

最初はグリーンピースのスープ、ベーコン入り。
緑のスープと浮かせた花との彩りが楽しいです。

soup

次にキノアとチーズのカナッペ。

amuse

さて、すっかり記憶が曖昧になってます。
この羊羹のようなものは何だったのか、、、ビーツ?
何にせよ、この凝ったお料理を見よ~。

main

たぶんフォアグラとトリュフのソース。
面白かったのはソムリエの女性がフォアグラ料理にきりっとした辛口の白を合わせてきたこと。
普通はフォアグラには甘いソーテルヌなどを合わせるのが定石ですが、私達、前からそれは違うのではないかと思っていたのです。甘いワインを飲んでしまうと、後のワインの味が分からなくなるし、フォアグラと甘いワインの取り合わせは、重すぎ~と思っていました。
このレストランだけなのか、フランス人のワインの好みが変わってきたのか、どちらにしても良い傾向です♪

main

rouget (ヒメジ)だったか、daurade(タイ)だったか、すっかりもう定かではない魚料理(汗)
最初に魚が出てきて、テーブルで熱々のスープを注いでくれました。
焼き加減がちょうどよくて、美味しかったです。

main

マドリッドのLa Cabraと同様、最後でやっとお肉。ラム肉です。ここまでワインもずっと白でした。
これも最近のトレンドなのでしょうか?
画像を見ただけで、もう一度食べたくなるような美しいロゼではないですか~♪

main

デザートは色とりどりのアイスクリーム。確か、ゆずも使われていたような気がします。

2016_6_9dessert

小さなレストランなので、予約が取りにくいのもうなずけました。
食べている間にも頻繁に人が入ってくるのですが、「予約がいっぱい」と断られていました。
お客は英語圏の人がほとんどで、私を含めてずいぶん前に予約を取った人ばかりだと思われました。
予約もなしに来るなんて、厚かましすぎ~!とは私の弁。
レストランの向かいは同じフレンチーのバーで、予約を取らないらしく、開店前から長蛇の列でした。

frenchie

Frenchie
29 rue de Nil 75002