ワシントン州からオレゴン州へ

2日目です。
この日にまず目指したのが、アラスカ州シシリーです。

え?

ワシントン州からどうやってアラスカまで行くのかって?

アラスカ州シシリー、実は、架空の町です。
1990年から5年間続いたテレビシリーズ、”ノーザンエクスポージャー(Northern Exposure)”の舞台となった町で、実際の撮影はワシントン州のロズリンという町で行われました。


この番組のファンでした。寄って行かねば~。
わくわくしながら、この小さな町中へ車を走らせました。
ところが、撮影現場でしたとか、何とか看板でもあるかと思ったのですが、全く何もなかったのでした。
20年以上前の番組じゃぁ、古すぎたのでしょうか。(´・ω・`)

かろうじて、番組の中に出てきたロズリンカフェだけはありました。
番組を見ていた時は、ロズリンカフェという名前は、ただ単にこのコーヒーショップの名前なだけだと思っていたのですが、町の名前だったのです。

20年前もさびれ方は同じでした。

さびれついでに、もう1カ所寄り道です。
こちらは本物の「ほぼ」ゴーストタウン、オレゴン州シャニコです。
「ほぼ」というのは、人口が20-25人だからで、冬の間はもっと南の暖かい地方に住んでいて、夏の間だけ帰ってくる人達も含めての数です。
オレゴン一のゴーストタウンとして有名なのだそうです(笑)
唯一営業していた小さなお店の従業員の人によれば、夏のフェスティバルには信じられないぐらいの数の観光客で溢れかえるのだそうです。
ちょっと想像できませんねー。

この日の目的地はオレゴン州ベンドでした。
こじんまりとしたきれいな町です。

この町、ただ綺麗なだけではありません。レストランはたくさんあるし、地ビールの醸造所もたくさん。
昔は「アメリカのビール=不味い!」だったのですが、近年は地ビールの台頭で美味しいビールが飲めるようになってきました。

ここでの宿泊先はマックメナミンズ・オールド・セント・フランシス(長いぞ~)。
古い学校を改造したホテルで、ビールの醸造所も持ってます。
ホテルにはパブが4カ所、トルコ風呂に映画館まであって、楽しい夜は保証付き。

レブンワースからベンドまで7時間以上のドライブ。
ドライバーはダンナですが、アシスタントも疲れるのですー。ホントですって。
ホテルの離れの3階の隠れ家のようなパブで飲んで、次の日のドライブに向けて英気を養ったのでした。

アメリカへ

旅行記です。

姫がいない寂しい家に居たくなくて、空の大輔と姫に一緒に着いてきてねーとお願いして、旅に出ました。
ケローナからネバダ州リノまでの車の旅です。
ダンナの母がネバダでひとり暮らしをしているので、その様子を見に行くというのが目的でした。

初日(4月11日)は午前中に用事があったので、お昼頃に出発しました。
ケローナの町を突っ切る97号線をそのまま南に下り、国境を越えました。
アメリカに入っても道の名前は同じで、97号線です。

国境越え、カナダ人のダンナはパスポートを見せるだけで良いのですが、日本人の私は、査証免除の緑色の書類に記入しなければなりません。車を降りて、書類を書いて、指紋を採られて、6ドル払って、、、
実は、アメリカ入国は10年以上振りです。
昔は料金を取られるなどということはなかったのに、世知辛い世の中になったものです。
飛行機で入国する場合にはESTAと呼ばれる電子渡航認証システムに事前にネットで登録しなければいけないのだそうです。
ESTAを持ってる?と聞かれ、何のこと?と答えたのは私です。
アメリカって、私にとってはそれまでして入国したい国でもないのですけれど。
気軽に銃を携帯できる危険な国なんですからー。怖いぞーっと。

、、、ですが、10日間の車の旅で、怖い事なんて一度もありませんでした。

ちなみにカナダ入国にもeTAと呼ばれる電子渡航認証が必要です。
日本にはそういう制度はないのでしょうか?
日本入国時には外国人はネットで登録せーみたいな、やられたらやり返せーみたいな。

国境越えについて、ゴタクを並べてしまいましたが、車は97号線の田舎道を快適に走り、ケローナから約5時間でこの日の目的地に着きました。

ドイツです。

って、真っ赤な嘘です。

ワシントン州レブンワース(Leavenworth)です。
ドイツのバイエルン地方を真似た町です。
昔は林業が盛んだった町ですが、1920年に鉄道の駅が他の町に移ったためにさびれてしまいました。
1960年初頭に町おこしのために考え出されたのが、町を丸ごとテーマパークにしてしまうことでした。
その企てが大成功。
今ではシーズン中はホテルの予約を取るのが難しいほどだそうです。
ドイツ風の快適ロッジに泊まり、ソーセージとビールで、ドイツの夜は更けていったのでした。

春のバレエ鑑賞

どんどん雪が溶けていっています。
やっと春です。

melting

溶けた雪の下から花が出てきました。
これはバターカップと呼ばれる花で、この辺りでは春告げ花です。
調べてみると、ラナンキュラス(キンポウゲ)科だそうで、この科(属かも?)の花は何と600種類もあるのだそうです。

flowers

雪の下でもしっかりと咲く、エライ花です。

話がコロッと変わりますが、昨日の夕方、バレエのリハーサルを見に行ってきました。
地元のバレエ団が月に1回、練習風景を見せてくれます。
見に行くのはこれで3回目なのですが、いつも写真を撮り忘れていました。
踊りの間は撮れませんから、始まる前か、終わった後に撮らねばと思ってはいたのです。
ですが、地元のワイナリーが踊りの前後にワインを提供してくれてしまっているので、
つい飲みに走ってしまって、写真のことはすっかり忘れていたのでした。

ballet

ともあれ、バレエが手の届きそうな距離で鑑賞できる貴重な機会です。
ダンサー達の見事な動きに魅了されてしまいます。
どうやったら足が真上に上がるんでしょう
家でやってみたら90°も難しかったです(汗)

まだ未完成の振付だったり、
途中でややよろけてしまったりも舞台では見れない、
練習風景ならではです。

下は散歩催促中の姫。

let's go!

暖かくなってきた為か、最近散歩がどんどん長めになってきています。
しかも、家になかなか入ってくれません。
柵で囲まれた裏庭が欲しいです。

アートなタオル

遊んで部屋に帰ってくると、毎日違ったタオルで作ったアートがベッドの上で迎えてくれました。
お掃除のメイドさん、ありがと~♪
バラを抱えたゾウ、連れて帰りたくなりました。

towel art

全部写真に写せばよかったと後から思ったのですが、撮ったのは4つだけ。
下の子は寝そべっているうさぎ?

towel art

コブラにも見えますが、これは孔雀。

towel art

笑っているゴリラ♪

towel art

他のはタコとバレンタインデーの日のバラを散らしたハートでした。
7泊したのですが、最初の日は何もなかったのでした。

ついでに、リゾート内のあちらこちらで見かけたトカゲ?イグアナ?も。
ぼーっとじっとしているだけで、ほとんど動きません。おかげで写真が撮りやすいのでした。
iguana?

マヤ遺跡

リゾートでひたすらだらだらしていた合い間に1日だけマヤの遺跡見学に出かけました。行ったのはコバ遺跡。いちばん高い神殿に今なら登れるというのが、行った理由です。7月以降には遺跡保存の為、登頂禁止になるそうです。

こちらは入り口近くにあった小さめの神殿。
ガイドさん曰く、マヤの遺跡はエジプトのピラミッドのように中が空洞になっていないため、ピラミッドとは呼ばれないそうです。右下のほうに入り口のような切れ目が見えますが、これは、発掘当時にピラミッドと同じように中に入れるのではないかと、発掘者が切れ目を入れた跡だそうです。

temple

マヤ文明にはバスケットボールに似た競技がありました。
ボールを左上に見えている丸の中にくぐらせて勝敗を競います。
勝ったチームのキャプテンは生贄にされたのだそうで、それは大変名誉なことだったのだとか。現代の感覚だと勝って生贄にされてしまうなんて、あんまりだと思うのですが、、、

basketball court

下の写真がいちばん高い神殿です。こうして見るとそれほど高いようには見えませんが、

temple

下から見上げると、高い~!
支えは真ん中のロープのみ。
しかも、ロープの近くの階段はたくさんの人が上り下りした為に摩滅して滑りやすくなっています。

temple

上からの眺めは一面のジャングル。
遺跡の多くがいまだにジャングルに覆われています。
遺跡を発掘しようとすると自然破壊につながるのでは?と心配です。
コバの最盛期は紀元800-1000年だそうです。その後、農地の疲弊などの理由で衰退し、ジャングルに埋もれるようになってしまったのだそうです。

jungle

高い神殿登頂の後、バスが向かったのは地下洞窟でした。
地面に開いた穴かららせん階段を下っていきます。

stairs

セノーテと呼ばれる天然の地下のプールです。
透明なので浅そうに見えますが、水深は浅い所で3mぐらいはあるそうです。真水で温度もそれほど冷たくありません。
ぷかぷか浮かんでいると良い気持ちでした。

cenotes

その後、マヤ族の村を訪問。
その中の1軒で家の中を見学させてもらいました。
下は台所です。焼きたてのトルティーヤをいただきました。

kitchen

出来立て熱々のトルティーヤはとても美味でした。ご馳走様~♪

リゾート

カンクンの数多いホテルの中でどこに泊まるか?
なかなか難しい問題です。
海に面していて、海が見える部屋が予約できて、食べ放題・飲み放題で、食事が美味しいところ、という条件で探したのがここでした。

resort

レストランは7つあり、メキシコ料理、イタリア料理、カリブ海料理、ビュッフェ、タパス、ピザ、高級メキシコ料理。そして、プールバーが3カ所、そのうち1カ所は大人用、そして大人専用のバーが1つ。

メキシコレストランは、マリアッチバンドの演奏あり、お客も参加してのスタッフのダンスありで楽しめました。
2回目に行った時は、ウェイターが二つのコードがぶら下がった黒い箱を持って、食事をしている人々に「試してみない~?」と誘っていたので、隣のテーブルの人達と試してみました。端のふたりがコードの手で握る部分をしっかと握り、4人で手をつなぎます。ビリビリビリ~。ウェイターがハンドルを操作して、ビリビリビリビリ~、さらに、ビリビリビリビリビリビリ~!!
身体に電流を通したのなんて初めてでした。
レストランの余興としてはどうなんでしょう?(笑)

mexican restaurant

下はタパスレストラン。メニューは無くて、小さめのお料理がどんどんでてきます。
気に入った料理があったら、リピートもできますからね、とのことでしたが、とても無理でした。

tapaz

カリブ海料理のレストランの照明は貝殻でした。

caribbean resto

こちらは高級メキシコ料理のレストラン。
ここだけは大人専用で、しかも2日前に並んで予約を取らないといけません。工夫を凝らした料理が14種類。並ぶ価値はありました。

le chique

子供の遊び場近くにあったピザレストラン。
薄い生地でなかなか本格的でした。

pizzeria

大人専用のプール。ここが一番騒がしかったのでした。
朝からずっと飲んでいる大人たちがたくさん。
子供もOKなプールサイドのほうがずっと静かで、子供たちはお行儀良いし、楽しめました。

adult section

ずっと食べて、飲んで、プールサイドでゴロゴロしてだったのですが、2回だけ朝のヨガレッスンに参加しました。なかなかきついヨガで、翌日には筋肉痛でした。運動不足が見え見えです(汗)
リゾートの外に行ったのは1回だけ。
その時の話は次回で。

カンクンへ

メキシコ、ユカタン半島のリゾート地、カンクンに行ってきました。
カリブ海に面した白い砂浜沿いのリゾートで1週間のんびり。
食べ放題、飲み放題、ゴロゴロし放題でした。

Beach

姫は近くに住むダンナの従姉夫婦とお留守番。
環境が変わると可哀想ということから、ウチに泊まってくれました。
相当大事に世話をしてもらったようです。
帰ってきました~のご報告まで。
詳しいことは明日のブログで。

良いお年を

クリスマスはバンクーバーの義姉のところで過ごしました。
ケローナからバンクーバーへの車での移動は山越えがあるので、お天気を睨みながら、大丈夫そうな日に出かけます。
今回は行きも帰りも、大雪が降った日の翌日になりました。
行きは順調で4時間半ほどで到着。
帰りは、雪と氷でガタガタになった道をのろのろ運転しないといけない箇所があり、休憩もとったので、5時間以上かかりました。

snowy road

義姉のところのスカスカのクリスマスツリー(笑)
鬱蒼とした大きな木に囲まれた場所に家があるのですが、ほとんどの木は大きすぎてツリーにならないのです。
それにしても、これってひどすぎ~!

Christmas tree

いちばん嬉しかったクリスマスプレゼントはダンナからの大輔の写真の毛布~♪
これに包まれていれば、寒い日でも暖かです♪

Daisuke blanket

ダンナの従姉からのプレゼントは私が即席で描いた大輔の絵をマグネットにしたもの。
冷蔵庫に早速飾りました。

Daisuke magnet

クリスマスイブには義兄のお兄さん宅で、ポーランド風のパーティ。
義兄もその兄もカナダ生まれですが、両親がポーランドからの移民でした。
戦火の中、ポーランドを逃げ出し、カナダにたどり着くまでには山ほどの苦労があったようです。
ポーランド風クリスマスイブのお料理は魚中心。そして、ウォッカの乾杯が延々と続きます。
そして、クリスマスには義姉宅でパーティ。こちらは今年は伝統的にターキーでした。

クリスマスイベントの合い間に日本料理も食べに行きました。
バンクーバーでは日本レストランと日本食料品店に行くのが必須です。

dinner

民族博物館にも行ってきました。
カナダの先住民族のアートが圧巻です。

moa

楽しいクリスマス休暇でした。
唯一不幸だったのがこの子。
義姉宅は以前にも数回一緒に行ったことがあるのです。
それにもかかわらず、最初の日はおしっこもしてくれず、ついに24時間後にやっと。
大きな用事のほうは帰るまでしてくれませんでした。
フードもほとんど食べず、お水さえ少しだけ。
年を取るとわんこも気難しくなるのでしょうか?
あれだけ色々な場所で生活してきたというのに、今では環境が変わると全く適応できなくなっている姫です。

今までは大輔が居てくれたから大丈夫だったのかも?
大ちゃん、天国から姫に言ってきかせてくださいな~。

今年の更新はこれで最後と思います。
大晦日は友人宅に呼ばれています。
近所の家3件を回って、1軒目でアペタイザー、2軒目でメイン、3軒目でデザートを食べ、年を越そうという計画です。
そのまま友人宅にお泊りの予定。
姫はダンナの従姉宅でお泊り。どうなることやらです。

皆様、良いお年をお迎えください。

バンクーバーに行ってました

ダンナの母親が遊びに来ていました。
アメリカ西部に在住で、今までに数えるぐらいしか会ったことがありません。
食べ物の好き嫌いが多くて、特に野菜は食べられるもののほうが少ないのです。
ニンニクや玉ねぎなど匂いのあるものは全くダメ。
これまで比較的健康でいられているのが不思議なほど。
毎日の食事も食材が限られてしまいます。
それさえなければ、手のかからない良いお客様でした。

我が家に滞在後、バンクーバーの義姉の所に滞在するので、車で送っていきました。

一緒に2泊して、おととい帰ってきました。
昨日早速、野菜と果物の買い出し~♪
近くの荻農園ではししとうも手に入りました。
ちなみにこの野菜のうち、ダンナの母が食べられるのは人参とレタスだけ。
近所の果樹園では桃がたわわに実っていました。

fruits and vegetables

バンクーバーへ行く車中。バックシートに座って、姫をナデナデしながらのドライブで、満足でしたが、姫には迷惑だったかも?

car ride

義姉の所には何回も泊まっているのですが、姫はイマイチ慣れません、
やっぱり我が家がいちばんのようです。

ノーリードで藪探検に行ってきた姫。
ちょっと野生動物のようではありませんか?
少しだけ行くと、急いで帰ってきてくれます。

hime in bush

ピクニック~

ピクニックしました。
ちょっと包装に凝ってみました。

picnic lunch

密閉容器にサラダを入れ、デザートは瓶詰に。
ローストビーフのサンドイッチは紙包みにしてみました。
雨がちのお天気でしたが、楽しいピクニックになりました。