ポルト観光、続き

ドウロ川の対岸には30軒ぐらいのワインセラーが集まっています。
ドン・ルイス1世橋の下の部分を通って、対岸へ。

川にはボートがたくさん浮かんでいました。その昔にはワインの運搬に使われたのでしょう。
今は多分どれも観光用です。

アパートの管理人、ファビオくんおすすめのワイナリーへ。
これが遠くて、しかも坂の上。どうしてお勧めだったのか、かなり疑問です。
坂の上なので景色がよかったからなのかも。

せっかく来たのだから、試飲ぐらいは致さねば。
ポートワインは発酵途中のワインにブランデーを加えて発酵を止め、甘みを出したものです。
その昔、ここからイギリスまでワインを運ぶのに、そのままでは品質が下がってしまうので、それを防ぐのに考えられた方法なのだとか。イギリスの企業が始めたワイナリーが多いので、会社名も英語のものが多いのです。
私達が訪れたのもグラハムというワイナリーでした。
白は1種類ですが、赤は、ルビー、トウニー、ビンテージなど色々と種類があります。ルビーが一般的なもので、トウニーは黄褐色になるまで熟成させたもの。ビンテージは特に質が良かった年だけの葡萄を使い長年熟成させたものだそうです。
旅の途中、色々なところで飲んでみましたが、甘いので、それぞれのワイナリーの味の違いはよくわかりませんでした。トウニーはキャラメルのような味がするので、気に入りでした。

さて、ポートワインで喉を潤した後は、橋の上部を渡って対岸に帰るべく、ロープーウェイに乗りました。
これ、楽しみにしていたのですが、あっという間に着いてしまって、少々不満(笑)

橋の上から見た対岸の景色。ケーブルカーの線路が見えますが、動いていませんでした。

ポルトガルのあちらこちらで見たオレンジの木。
オレンジが鈴なりです。もいで持って帰りたい〜と何度思ったことか。
後ろの城壁が良い味出していませんか?

下のは多分サン・フランシスコ教会。
ここではなくて、金泥細工が一面に施された内陣が有名なのですが、撮影禁止でした。

下のは昔の証券取引所だったボルサ宮。取引所がリスボンに移るまで使われていたそうですが、今は催事場になっています。下のはとりわけ豪華な「アラブの間」。アルハンブラ宮殿を模して作られたそうです。

2日目のランチは、坂の途中の小さなレストランで。

名物料理だという臓物の煮込み、トリパスを食べてみたかったのです。

イタリア料理のトマトソースとチーズたっぷりの臓物煮込みをイメージしていたのですが、全然違いました。
豆が入っているので、フランス料理のカスレに臓物を入れたような味でした。
これはこれで美味しかったです。

4 comments

  1. says:

    どの街並みも綺麗で絵葉書の様ですね。
    行くこともないので、楽しんでいます。
    オレンジが鈴なりで驚きです。
    食事も美味しそうで、何時も美味しそうですね。

    • シオン says:

      ポルトは特に楽しい町でした。
      丁度春だったので、藤やみかんの花があちこちで見れて綺麗でした。
      山の上では椿も咲いていました。
      食事はスペインには負けるかなーと思いますが、美味しかったです。

  2. 小米花 says:

    どれもこれも素晴らしい写真でため息が出てしまいます。
    1枚目のドン・ルイス1世橋は車が通る上に人が通る道があり、
    高くて怖そう~、と思ったのですが、渡られたんですね?
    景色が素晴らしいですが、怖くはありませんでしたか?

    お料理も知らない名前ばかりですが、美味しそう~。

    • シオン says:

      ドン・ルイス橋の上部分は風が強いかな?と思ったのですが、そうでもなく、歩きやすかったです。
      下部分は工事中の箇所があって、すごい騒音でした。
      写真を楽しんでいたけて嬉しいです。
      何枚も撮ったので、後の整理が大変です(汗)

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