トマール

コインブラで1泊を過ごした後、翌日向かったのはトマールという町です。
古代ローマ時代にもここに都市があったそうです。
見たかったのは、テンプル騎士団の本部だったこの場所です。世界遺産です。

9−12世紀にイスラム教徒が使っていた建物をを含めて、城が完成したのが1160年でした。
1319年にテンプル騎士団が潰された後は、キリスト騎士団が引き継ぎました。
エンリケ王子はこの騎士団の団長だったことがあって、航海の成功は騎士団の財と知識があってこそと言われているそうです。
16世紀には新しい建造物が付け足されました。

エマニュエル様式というのは、16世紀のポルトガルで流行した建築様式で、過剰な装飾が特徴だそうです。

教会の内陣。やはりこちらも装飾が半端ではありません。

ジョアン3世の回廊。これも16世紀のものです。イスラム建築の影響がみられます。

あと1回でポルトガルレポは終了です。ポルトガルの旅、あと3日を残すまでになりました。
今日はこれからゴルフ。ハーフを回ってきます!

4 comments

  1. 小米花 says:

    豪華な装飾に圧倒されますね。
    実際に見ることが出来たら、開いた口が塞がらないかも!
    財力の成せる技、、、。

    大航海時代といえばスペイン、ポルトガルですから、その財力は計り知れないですものね。
    シオンさんの旅レポにポルトガルの底力を感じることが出来ます。

    • シオン says:

      ポルトガルの最盛期は16世紀で、それからゆっくりと衰退した感があります。
      今もゆったりと時が流れていて、それほど繁栄はしていませんが、人々はそれをそれほど気にしていないようです。
      私達、実はこの旅で気に入ったら、ポルトガルに半年ぐらい住んでもいいかなーと思っていたのです。
      ですが、やっぱりカナダのほうが良いという結論に(笑)

  2. says:

    毎日ポルトガルの旅楽しみに見ていました。
    もう終わりになりますの、素敵な旅でしたね。

    • シオン says:

      あと少し、ロンドンの旅が残ってます。
      引き続きお付き合いください。
      楽しい旅も終わって、今は庭の草むしりに追われています。

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