アテネ最終日、考古学博物館へ。
パリのルーブル美術館に通っていた時に、古代ギリシャ芸術の展示部分はちらっと見るだけで通り過ぎていたので、あまり興味もないかな~、行くのやめようかな~などと思っていたのですが、やはりせっかくですから行ってみることに。
バスでも行けるのですが、キップの買い方がイマイチわからず、相変わらず早朝で比較的涼しいので、運動も兼ねて歩いて行くことにしました。
途中で無名兵士の墓の前での衛兵交代を見物。
日曜日には大規模な交代があるそうなのですが、この日はこじんまりと。
独特な歩き方が面白かったです。
てくてくと思いのほか長い距離を歩いて、やっと博物館に到着。
少しだけ展示品をご紹介。
ポセイドンかゼウスかで意見が分かれている像。海底から見つかったのだそうです。
紀元前460年頃のもの。麗しい肉体美~♪
オリンピックのレスリングの勝者を称えた石碑。勝者はテネドスという島の出身のデモクラテスという人で、ペロポネソス半島の南にあったEleiansという市がこの人を名誉市民とし、地税を免除し、劇場や競技会や集会で最前列の席を提供することなどが書かれているそうです。紀元前300-250年のもの。
黄金の髪の毛ネット。精巧な彫刻にホレボレです。
どうしてもキラキラしたアクセサリー類に目がいってしまいます。カラスと一緒か?
麗しい像2体。これが中世ヨーロッパのものであってもおかしくない気がします。
はっきりと年代は覚えていないのですが。ふたつとも、もちろん紀元前のものです。
古代ギリシャ芸術、半端なく素晴らしい!
と、すっかり古代ギリシャ文明を見直させていただきました。展示の表示はギリシャ語と英語で丁寧に解説されています。展示の仕方も工夫がされていて、見逃さずに行って良かった博物館でした。
帰り道の途中で中央市場を見つけました。
2 comments
私も毎日ギリシャ旅行楽しんでいます
ギリシャをちょっと身近に感じていただければ嬉しいです。