ワインフェスティバル

私達の住んでいる地域は、オカナガンと呼ばれます。
全体的にワインの産地です。
ただいまワインフェスティバル開催中。
色々な催しがあるのですが、先週末にワインの試飲会に行ってきました。

wine tasting

色々なワイナリーのブースで飲み比べ。
パリで行っていたサロン・ド・ヴァンと比べるとずいぶん小規模ですが、その分アットホームな雰囲気です。

どちらかというと南の方のワイナリーのワインが美味しかった気がします。
ケローナのワイナリーには何回も行っているので、違う地域のワインが目新しかったこともあるようですけれど。
帰りのタクシー代は試飲会の会費に含まれていました。
運転しなければ~と自制する必要がなく、安心して飲めるってことは良いことです(笑)

ポークリブ祭り

ダウンタウンの湖のほとりの公園でのポークリブ祭りに行ってみました。

BBQ rib signs

派手~な看板を見よ~。

BBQ rib signs

これだけ派手だと、BBQリブ、食べなきゃっていう気持ちになるではないですか!

BBQ rib signs

どの看板のを食べようか迷ったのですが、ここのお店は前にずらっと薪が飾ってあったので、「おお、本格的に薪でBBQなのね~!」と、ここにしました。本当は飾ってあっただけかもしれません。リブに気を取られていたので、真偽は不明です(笑)

bbq

カナダの公園では普通はアルコールは禁止です。ですが、特別に囲いがしてある場所がありました。
19才以上ならば入場可能で、アルコールが買えました。
ポークリブにはやっぱりビールでしょう~♪

rib

BBQリブにチキン、コールスローにベイクドビーンズで、楽しい昼のひと時になったのでした。

梅干しならぬ、、、

近くの荻農園、九州出身のご夫婦が経営する貴重な農園です。
奥様に教えていただいて、アプリコットを梅干し風に漬けてみました。

これから2、3日干すと出来上がりです。

hoshi anzu

初めての試みなので、これで良いのかどうか。
梅干しほどすっぱくありません。

さくらんぼの季節です

果物の季節がはじまっています。
イチゴは終わってしまったようですが、さくらんぼの収穫が例年よりも2週間ほど早くはじまっていました。
近所の果樹園へ。

cherries

買いに行ったのですが、「摘んでく~?」と言われて、初めてのさくらんぼ摘みをしました。枝にバケツをひっかけて、実が付いている軸を上にクイッと引き上げると簡単に摘めます。

picking

左がチェリーで、右がさくらんぼと呼びたいような、、、
こちらでは左の種類が一般的で、右のは貴重品です。
ここの果樹園でも右のさくらんぼの木は1本しかありませんでした。
どちらもとびっきり甘いのですが、微妙に味に違いがあります。

picked

印象派の絵のような空。
今週から暑くなるそうで、今日は日中35℃でした。

sky

パリのスト事情

ノロノロとアップしてきた旅レポ、今回で最後です。

オルセー美術館、印象派絵画とアールヌーボーの家具をまた見たくて、いそいそと行ってきました。
アンリ・ルソーの特別展が開催中でした。
ルソーの絵は好き嫌いが分かれるらしいです。
私は好きですが、ダンナはあまり好きではない画風です。
常設展では、印象派絵画の展示が以前とは少し違っていたのは許しましょー。
許せないのは、

2016_6_17olsey

アールヌーボーのセクションが全面的に閉まってきたこと!(怒)
係員のストの為だそうです。
インフォメーションの係曰く、パリだから、しょうがないのよ~ウララぁ~。
チケットを売る前に、一言あってしかるべきでは?とチケット係に抗議すると、閉まってますという看板を出す係員もスト中なので~、ごめんね、でも入場料は返せないわー。
、、、パリに帰ってきたな~とここでシミジミ実感しました。

上の写真は綺麗になったカフェテリアから時計を写したもの。
ここのショコラ・ショーはきちんと本物のチョコレートを使っていて美味でした。

気を取り直して、別の日にルーブルへ。

2016_6_17louvre

パリに住んでいた4年間でルーブル美術館全制覇を目指したのですが、イスラム文化のセクションが改装中で、全制覇を阻んでいました。

やっとこれで全制覇達成です~♪

2016_6_18louvre

展示もなかなか見ごたえがありました。

2016_6_17louvre1

このタイルなんて、昔のものとは思えないです。

2016_6_17louvre3

実はここでも、ストの影響が。
改装中のセクションがあり、それにストが重なって、見たかったルーベンスやレンブラント、フェルメールの絵との再会がなりませんでした(涙)

移動はできるだけバスにしてたのですが、その時もストの影響で、2回ほど「ここでこのバスはストップだよぉ~」と降ろされました。2回目はどうやら警察官のストの影響だったようです。
5月のパリ、ストに要注意です。

ギャラリー・ラファイエットの天井。
ダンナは初めて見たそうです。
パリに住んでいた時は仕事に忙しくて、あまり遊ぶ暇がなかったのです。
代わりに私がう~んと遊んでいました(笑)

2016_6_17lafyette

地下鉄で見かけた味の素の冷凍食品の宣伝。
日本企業の活躍を喜ぶべきか、パリの住民も冷凍食品を食べてしまうのかと食文化の後退を嘆くべきか、、、複雑ですね。

2016_6_17ajinomoto

旅の終りに、近くのブランジェリーのケーキを。
最後の日に買ってみたのですが、もうこれが美味しいの何のって!!
毎日食べたかったと後悔しきりでした。
次回のパリはスイーツの旅にしたいな~♪

2016_6_17sweet

もっとレストラン

レストランの話が続きます。
今回のパリ滞在は、美味しいものを食べることと友人家族に会うのが主な目的でした。

以前住んでいた時に、大好きだったChez L’Ami Jeanへ行ってみました。
このレストランの目標は、お客のお腹を信じられないぐらい一杯にすることらしいです。
コレ前菜です。美味しいけど大きすぎ。

L'ami Jean

メインの鴨。美味しいんですけど、色彩とか関係ないのね。
付け合わせは添え物で、肉食べろよぉぉ~って感じのお皿です。
シェフはキッチンから怒鳴っているし、騒がしいし。
昔もこんなだったのかな~。私達の趣味が変わっちゃったのかな~。
もっと、あ、こんなの楽しいっていうお料理が出てきていたと思うのですが、、、

L'ami Jean

デザートもあまり食べたいようなものがありませんでした。
昔からある大量リオレは観光名物のようになってしまってて、明らかに観光客な人々が、キャーキャー言いながら食べてました。
食べずに退散しちゃいました。
以前はお得なセットメニューが夕食時にもあったのですが、それもなくなってしまってました。
昔好きだったレストランには行くなという教訓だったのかも。ため息。

翌日、やはりバスク料理のレストランへ。
友人夫婦のお勧めで、4人で行きました。

私の前菜。一体何だったのか、すっかり忘れてます。
彩りがきれい~♪

pottoka

メインは、豚の背肉、ブロッコリーとバナナのムース、生のアスパラガス、チョコレートとチポトレソース。

チョコレート・チポトレソースは味が濃すぎでしたが、バナナとブロッコリーのムースは楽しい味でした。お肉は柔らかくて◎

pottoka

サクサクのチョコレートソースにピーナッツのアイスクリーム。
pottoka

パリのレストラン事情で前と違うなーと思ったこと、
食事の際のパンはたいていバゲットだったと思うのですが、今回はどこのレストランでも、田舎風パンというのでしょうか、色々な種類の粉を使ったパンが出てきました。

そして、以前は新しくお料理が出てくる度に、新しくナイフとフォークが出てきました。それが今回はマドリッドの1軒とパリの2軒にはテーブルにナイフ置きが置いてあって、ナイフはずっと使い続けることになってました。洗う手間を省こうという趣旨でしょうか。

節約と言えば、パン屋で売っているバゲットの大きさも以前よりかなり小さくなっていました。値段は上げられないので、サイズを小さくしているのかも?

街並みはちっとも変っていませんが、パリと言えども、時代とともに、色々な変化があるようです。

Chez L’Ami Jean
27 Rue Malar, 75007

Pottoka
4 Rue de l’Exposition, 75007

フレンチー

大輔を偲ぶブローニュの森散策の日の夕食に選んだのは、フレンチー(Frenchie)でした。
オーナーシェフのGregory Marchandさんが、イギリスの人気シェフ、ジェイミー・オリバーの元で修業した時についたあだ名がフレンチー。それをそのまま店の名前にしたそうです。
フランス人がイギリス人の元で修業だなんて、時代も変わったものですね~。

季節の素材を使ったモダンフレンチです。
シェフのお任せメニューにしました。
ダンナだけそれぞれのお料理に合うワイン付きのコース。私はマドリッドのレストランでそれにして、最後の2種類のワインは一口だけ飲んで、義姉にあげてしまったのに懲りて、グラスワインを注文です。

最初はグリーンピースのスープ、ベーコン入り。
緑のスープと浮かせた花との彩りが楽しいです。

soup

次にキノアとチーズのカナッペ。

amuse

さて、すっかり記憶が曖昧になってます。
この羊羹のようなものは何だったのか、、、ビーツ?
何にせよ、この凝ったお料理を見よ~。

main

たぶんフォアグラとトリュフのソース。
面白かったのはソムリエの女性がフォアグラ料理にきりっとした辛口の白を合わせてきたこと。
普通はフォアグラには甘いソーテルヌなどを合わせるのが定石ですが、私達、前からそれは違うのではないかと思っていたのです。甘いワインを飲んでしまうと、後のワインの味が分からなくなるし、フォアグラと甘いワインの取り合わせは、重すぎ~と思っていました。
このレストランだけなのか、フランス人のワインの好みが変わってきたのか、どちらにしても良い傾向です♪

main

rouget (ヒメジ)だったか、daurade(タイ)だったか、すっかりもう定かではない魚料理(汗)
最初に魚が出てきて、テーブルで熱々のスープを注いでくれました。
焼き加減がちょうどよくて、美味しかったです。

main

マドリッドのLa Cabraと同様、最後でやっとお肉。ラム肉です。ここまでワインもずっと白でした。
これも最近のトレンドなのでしょうか?
画像を見ただけで、もう一度食べたくなるような美しいロゼではないですか~♪

main

デザートは色とりどりのアイスクリーム。確か、ゆずも使われていたような気がします。

2016_6_9dessert

小さなレストランなので、予約が取りにくいのもうなずけました。
食べている間にも頻繁に人が入ってくるのですが、「予約がいっぱい」と断られていました。
お客は英語圏の人がほとんどで、私を含めてずいぶん前に予約を取った人ばかりだと思われました。
予約もなしに来るなんて、厚かましすぎ~!とは私の弁。
レストランの向かいは同じフレンチーのバーで、予約を取らないらしく、開店前から長蛇の列でした。

frenchie

Frenchie
29 rue de Nil 75002

マドリッド観光

マドリッド、とお~い昔に1度だけ来たことがあります。
もちろん記憶はおぼろ。
ダンナは初めて。

ところがふたりとも、あっちこっちに旅行し過ぎたせいか、観光熱心ではありません。 町をぶらぶら歩いて雰囲気を楽しみ、美味しいものが食べられれば、それで満足。 マドリッドはバルセロナなどと比べると、観光の見どころが少ない気がします。でも、のんびりと楽しめる町なので私達にはうってつけでした。

借りていたAirbnbのアパートのすぐ前にあったソフィア王妃美術館です。
着いた日、お掃除中で直ぐにアパートに入れなかったので、旅の疲れと寝不足でも~ろ~としながら少しだけ見学。ゲルニカを見ても、へ~で終わり。昔はもっと感激した覚えがあるのに。年を取ると感性も減少するのでしょうか(涙)

queen sofia art center

もちろんプラド美術館も2回行きました。
が、4年間通い続けたルーブルが美術館の基準になってしまっている為か、感動もそこそこ。もしや、やはり感性減少が原因?

こちらは王宮。
観光シーズンになると、入場するのに行列ができるそうですが、季節外れだったからか全く待たずに入れました。建物自体は18世紀のものだそうです。

royal palace

王宮よりも面白かったのはここ、セラルボ侯爵邸です。
建物は19世紀のもの。
大金持ちのセラルボ侯爵が集めに集めた収集品の数々、すごいです。
日本の甲冑もありました。

cerralbo museum

こちらはこれから良くなるだろうなと思った、将来有望な観光名所、マタデロです。 もと畜殺場だったところをアートギャラリーなどの文化施設に再利用。畜殺場などとは思えない立派な建物です。
お昼過ぎに行ったら、午後の5時まで閉館だよ~と言われてしまいました。 スペイン時間、どうにかならないでしょうか、、、

matadero

観光名所よりもず~っと気に入ったのが、メルカド(市場)・サンミゲル♪
昔は普通の市場だったそうですが、今では立ち食いのできる大きなバル兼市場です。
まずワインのお店に行って、グラスワインを買い、それを飲みながらぶらぶらと食べ物のお店を物色。

mercado san miguel

あれと、これと~と目移りしながら、食べたいものを買い、近くのテーブルを確保して、買い漁ってきた美味しいものを堪能します。
焼き鳥も売ってました。

mercado san miguel

なにせ、スペインはワインが安い!
これは近くのスーパーで見つけたセール品ですが、ひと瓶1ユーロですよ~。125円ぐらい?

wine

さすがに1ユーロワインは買いませんでしたが、気に入ったワインは2.5ユーロ(310円!)でした。大して違わないだろうって?うふ、ごもっとも。その値段で十分美味しいのです。
こちらで売っているスペインのワイン、元値はうんと安いのではと、カナダのワインの値段(高いのです)にちょっと憤慨です。

誕生日ランチ

今回の旅行のいちばんの目的はダンナの還暦祝いでした。
マドリッドの数あるレストランの中で、ダンナが選んだのはLa Cabra。
ミシュランの一つ星で、ネットでの評判は賛否両論、、、どんなレストランかドキドキでした。

感想を先に言ってしまうと、とっても良いレストランでした!
誕生日祝いなのですが、ランチを予約しました。
と言うのは、ランチの時間は午後2時から、ディナーは10時半からなのです。
スペインの食事時間の遅いのは有名です。
シエスタの習慣のあった時の名残かもしれません。
今は家と職場が離れている場合が多いので、お昼寝をしに家に帰れないので、スペイン人はたいてい睡眠不足なのだそうです。

誕生日ランチ、2時から初めて、食べ終わったのが6時でした。
ディナーだったら、10時半から夜中の2時半まで食べていたのでしょうか?
ちょっと怖い!

ランチの品数、誕生日のケーキを含めて、全部で15種類+プチフールでした。

birthday cake

シェフのお任せメニューとそれに合うワインのセットを注文しました。
何が出てくるかわからないので、そのワクワクも楽しかったです。

覚書代わりにご披露させてください。

まず最初に出てきたのがこれ。
左がマッシュルームとパルメザンチーズのショートブレッド。
右が黒いガーリックとウナギのミルフィーユ。
アクリルの台に乗せられて、まるで宝石のようです。

entree 1

左がジャガイモとサバの握り、、、最後にもらった英語のメニューに”Nigiri(握り)”とちゃんと書いてありました。
右がベーコンと蟹のサンドイッチ。

entree 2

カリッと焼いたサーモンの皮にタコが乗ったもの。

antree 3

揚げたエビ。可愛いです~。

antree 4

これ、ベイクドポテトのように見えますが、中にたぶんアーティチョークが詰まっていました。
他の材料と混じって、口の中で溶けてしまうので、アーティチョークの味はそれほどしなかったのですが、テーブルの横で炙って、バーナーで焦げ目をつけてくれる演出が嬉しくて◎。

entree 5

ここまでがアントレでした。
メインの最初はゆず風味の西洋ゴボウ、上に乗っている白い物体は牛乳を沸騰させてできた膜だそうで、日本料理の湯葉からの発想でしょうか。
ソースはトリュフです。うふ~♪

main 1

イカのサラダ。黒いお皿と白いソースがきれいです。

main 2

鮪の照り焼き(たぶん)。上に乗っている紫色の物体は何だったのでしょー。

main 3

タルボット(イシビラメ)のポシェ。グリーンピースのソースで。
美味しかったです♪

main 4

最初のアントレからここまでずっと白ワインでした。
最後でやっと赤ワインとお肉の登場。
鴨の胸肉、ルーバーブのソースで。

main 5

デザートの初めはゆずのアイスクリーム、ニンジン添え、ソースはコリアンダーです。
斬新な取り合わせ!

dessert 1

お誕生日ケーキを挟んで、次のデザートもアイスクリームでした。
一体何味だったのでしょう。。。ここまでくると記憶もおぼろ。
綿あめ好きには嬉しい一品♪

dessert 2

コーヒーとともにプチフールが色々。どれも美味しかったです。

dessert 3

日本の懐石料理を思わせる、少量づつ、絵になるようなお料理でした。
ゆずやたまり醤油など、日本料理の素材も使われていました。
普通の西洋料理に慣れていて、美味しい料理をがっつり食べたいような人には不評だろうな~と思います。
ダンナのお姉さんと旦那様も一緒にマドリッドに行ったので、4人での食事でした。
私とダンナはもとより、他のふたりも日本料理好きなので、全員で大満足でした。

La Cabra
Celle Francisco de Rajas, 2, 28010

電子レンジでおかき

小米花さんのブログで「電子レンジで作れるおかき」を教えていただいたので、早速作ってみました。

kakimochi

冷凍庫からお餅を取り出し、小さく切って、オーブントースターの上に置いて乾燥。
3日でカラカラになりました。
そのお餅を少し小皿に取り、レンジへ。
我が家のレンジでは2分20秒で立派なおかきになりました。
上にお醤油をじゅっとかけて、ああ、幸せ♪