シルク・ドゥ・ソレイユ

シルク・ドゥ・ソレイユのショーを見に、バンクーバーに行ってきました。
久しぶりでしたが、相変わらず凄い!

YouTubeに動画がありました。

バンクーバーには2泊しました。大翔は引き続き我が家に泊まっている友人夫婦とお留守番でした。とても良い子だったそうです。

コッツウォルズ その1

バースを出発して、コッツウォルズ(Cotswolds)の村々を訪ねるドライブ旅のはじまりです。初めに訪れたのは、レイコック(Lacock)という村です。村のほとんどがナショナルトラストという歴史的建造物や環境を保護する目的の基金の所有で、昔からの町並みが保たれています。

古びた建物が何とも言えず良い雰囲気です。
ハリー・ポッターなど多くのTVや映画の舞台となっています。

駐車場の近くでこんな看板を見かけて、思わずパチリ。

“犬用のアイスクリーム、あります”という看板。

この後、あちらこちらの村で見かけました。イギリスではわんこ用のアイスクリームは常識なのでしょうか?

次に訪れたのはキャッスル・クーム(Castle Combe)。

日本でも京都など、家の外観を変えたりできない地区がありますが、ここも同じなのだと思います。叔父の家も築200年ぐらいで、改築や改装には色々な制限があります。ですが、古い外見に比べて、家の中は居心地よく改装されていました。

ここで昼食。プラウマンズ・ランチと呼ばれる典型的なパブの昼食です。

パンとバターにチーズと玉ねぎが定番で、ここのはリンゴと葡萄、チャツネにサラダがついていました。もちろんランチと一緒にエールをごくごく~♪

バースではB&Bに1泊しました。この日と次の日はチェルトナム(Cheltenham)という町にあるAirbnb泊まりでした。キッチンがあるので、好きなものを買ってきて料理できるのが嬉しいです。チェルトナムはコッツウォルズでは珍しい大きな町です。買い出しに行ったスーパーの品揃えの良さに感激しました。

泊まったAirbnbはガラス張りの変わった建物でした。
オーナーさんが朝食用にと牛乳、バター、ベーコンと卵を冷蔵庫に入れておいてくれました。その上、食洗器まであって、設備が充実していて、大満足でした。

イギリスなのに部屋が広々~。

バース観光

叔父に別れを告げて、バースにやって来ました。
バス(bath)の語源となったこの町、紀元1世紀に作られたローマ時代の浴場跡で有名です。町全体が世界遺産です。

今は浴場としては使われていません。建物全体が博物館になっています。
イギリスの博物館、他のところでも感じたのですが、展示の仕方がとても丁重で、しかも楽しめるものになっていました。

実際にどうやって使われていたのかを画像で見せてくれます。

バースは中世には羊毛産業で栄え、18世紀ジョージ王朝時代には華やかなスパ施設がある街として人気だったそうです。

ロイヤル・クレセント、ジョージ王朝時代の建物です。

ロイヤル・クレセントの中のひとつが博物館になっていて、当時の様子を垣間見ることがでいます。

華やかな食卓

上は小さな犬に滑車を回させて、肉をローストする機械です。
今だったら動物虐待でつかまるぞー!

下のはバース・アビーです。史上初の統一イングランドの王となったエドガーが993年に戴冠式を行った教会。現在のは1499年に建てられました。

ファサードの天使が梯子をよじ登っている「天国への梯子」が有名です。

拡大図です。

町の観光も楽しかったのですが、もう一つ嬉しかったのがパイで有名なこのパブです。一見、小さなローカルパブなのですが、手作りのパイが絶品でした。

The Raven,  7 Queen St, Bath

メニューも載せちゃいます。エールを使ったパイ、鹿肉のパイ、ステーキとブルーチーズのパイ、子羊肉と赤ワインのパイなどなど。
メニューを見るとまた行きたくなってしまいました。ごっくん。

チェダーとウエルズ

叔父の家に泊まっている間、近所に遊びに行きました。
叔父の家のある地域の北側に広がる丘陵、メンディップヒルズ (Mendip Hills )から見た景色です。

小さな村が点在しています。
その中でも行きたかったのがチェダーでした。
私の大好きなチーズ、チェダーチーズの発祥地です。

が、特にチェダー関連の場所はなく、仕方がないので標識の写真を記念に撮りました。ナンテコト!チェダーチーズが生まれたのは、チェダー村にある洞窟がチーズの熟成に最適だったためだそうです。

次に、叔父と叔母からチェダーよりも観光向けよ~と教えてもらったウエルズへ。

教会の天井が可愛い~

ウエルズの大聖堂はギリスの初期ゴシック建築の代表例だそうです。
小さな町なのですが、この大聖堂はバースとウェルズの司教座なのだそうです。

ここの天井は豪華でした。

最初の訪問地は

第二次世界大戦中、英国に派遣されていた既婚のカナダ兵士とイギリス人未亡人との間に子供が出来ました。終戦後、カナダ兵士はカナダに帰国してしまい、子供は母親の再婚相手を本当の父親だと思ったまま成人しました。
ある時、政府の機関に就職の為の書類を提出すると、それに不備があると指摘されました。実際の出生証明に記載されている父親の名前が、書類に書かれた名前と違っていたからです。それは子供にとって晴天の霹靂でした。
それからしばらくして、カナダにいるはずの血縁をネットで探しあてました。

このまるで小説のような話の中の、いけない既婚のカナダ人がウチのダンナの祖父です。祖父母は既に他界していて、その子供たちはイギリスに弟がいることなど全く知らされていませんでした。連絡があった時には全員でビックリ仰天状態でした。

ですが、それから兄弟姉妹、叔父と姪や甥との交流がはじまって、カナダに遊びに来たり、イギリスに遊びに行ったりするようになりました。交流が始まったのは私達が韓国に住んでいた時で、会う機会がありませんでした。新しくできた叔父はとても心優しい素敵な男性との評判で、会ってみたいと思っていました。今回やっと実現。

ガトウィック空港で車を借りて、サマーセットという地域にある叔父の家までひた走りました。左側通行のMT車でも平気で運転できる、使えるダンナに感謝です。

叔父の家の裏庭。素敵なイングリッシュガーデンでした。

叔父は評判通りの人でした。祖父に対しても、無責任に子供を作って、そのまま帰国した兵士がたくさんいた中で、きちんと出生証明にサインをしてくれたことに感謝していると言ってくれました。

実はこの時、叔父は肺がん末期で、自宅のベッドから出られない状態でした。それでもユーモアあふれる会話を楽しみ、弱音など一言もありませんでした。そんな状態でも会いたいと言ってもらって感謝です。2泊させてもらいました。奥さんもとても優しい人でした。

私達の旅の最終日、永眠されたと連絡がありました。
会えてよかった。

いちばん楽しかったのは

荷馬車に乗って昔に帰ってきました。

スティール砦という場所です。昔の建物を保存、公開していて、その時代の服装をした人々もあちらこちらで見かけます。

その人達に話しかけると、その時代の人になりきって会話をしてくれます。劇中の人になったような感覚で楽しめました。

砂金を探しているところ
女性にも選挙権を!の活動中

わんこも、もちろん一緒に歩き回れます。大翔も上機嫌で歩いてくれました。他の観光客が連れてきたわんこと遊べたのがいちばん楽しかったかも。

サスカチュワン州のムースジョー(Moose Jaw、ヘラジカのあご)の次に泊まったのは、アルバータ州にあるメディスンハット(Medicine Hat、薬の帽子)という町でした。どちらも面白い名前ですよね?先住民の使っていた地名が由来となっているのではと思います。その次はBC州のファーニーという町に泊まりました。そして最後の宿泊地はBC州のネルソンでした。大翔はたぶんここがいちばん気に入ったと思います。

目の前にビーチと湖が広がる素敵な場所で、

ブランコに乗ったり、

ビーチでくつろいだり、
中でもいちばん楽しかったのが、

宿泊先のホテルのオーナーさんの愛犬、オースティンくんと遊ぶこと。
優しいゴールデンで、4歳だそうです。普段はちょっと臆病で、他のわんことも距離を置くようなところがあるそうなのですが、天真爛漫な大翔は気に入ってくれたらしく、ふたりで追いかけっこしたり、落ちている木の棒を取り合いっこしたり、ことあるごとに一緒に遊んでいました。

最後にこの旅でいちばん美味しかったデザートを。スティッキー・トフィー・ブディングです。キャラメル状のトフィーがからまった暖かいねっとりしたケーキが瓶の中に入っていて、上にバニラアイスクリーム♪ 美味でした~♪

旅の途中

旅の途中で、そっちには行きたくないんだよぉ~の大翔です。
1才を過ぎて、段々と柴気質が出てきたようです。

ダンナの従兄の牧場に遊びに行った時、子供たちがうっかりしてリードなしで大翔を外に出してしまいました。幸いにもグラウンドホッグの掘った穴があちこちにあって、大翔はそれを嗅ぎまわるのに忙しく、遠くに行かずにすみました。最後はダンナがダイブして捕獲。ホッ!!!これが大輔だったら捕まえるのがどんなに大変だったか。。。

親戚宅を後にして、サスカチュワン州の州都、レジャイナに立ち寄りました。

州議事堂の花壇が綺麗~♪
おいおい、そこでシーをしているのは誰ですか!

この日の泊りはムースジョー、「ヘラジカのあご」という妙な名前の町です。
アメリカの禁酒時代に密輸で儲けた場所だったそうで、その時代になぞらえて作られた地下の密輸通路を巡るツアーがあります。参加者は皆、新米の密輸業者の設定です。良く作られていて、楽しかったです♪

撮影禁止だったので、画像はツアーのサイトから借用しました

大翔はこの日の泊りの静かなコテージでお留守番でした。
(注)写真は外で撮ってますが、お留守番はもちろん、コテージの中でした。

親戚宅で

カナダの広大な大草原、周りは360度の大地と360度の空が広がっています。
黄色はカノーラの花です。

サスカトゥーンからほぼまっすぐな道をひた走り、ダンナの叔母さん宅へ。
翌日はブランチをご馳走になりに、従兄の趣味の農場へお邪魔しました。
大翔はポニーとこんにちは~しました。

一緒に遊びたくて、大接近しています。

車の下にもぐっているのは、何故?

ドラムヘラーでも登場したグラウンドホッグがここにもたくさんいました。
地面に巣穴を掘ります。そのひとつがたまたま車の下にあったのでした。

午後からは湖畔の別荘に移動。
5歳と8歳の子供2人を含む、13人の人間に囲まれての午後でした。
子供達は大翔を気に入って、何かにつけて構っていました。
よく耐えていたのですが、最後の最後で、しつこくされてワフッ!
そりゃ~、子供のほうが悪いので、大翔にお咎めはなしです。

たいちゃん、お疲れ。偉かったよー。

お誕生日に

8月2日は大翔の誕生日でした。1才になりました。
我が家のプリンスの誕生日にふさわしいのはこのホテルでしょ~♪
サスカチュワン州、サスカトゥーンのランドマークとも言えるホテルです。ここで2泊しました。

最初は少々びっくりしたエレベータも、2回目からはこの通り平気になりました。

ホテルのすぐ裏に川があって、川沿いが遊歩道になっていました。
雁を追いかけてみたり、

水遊びをしてみたり。誕生日を楽しんでくれたようです。

後から気が付きましたが、実は、隅にペット禁止の看板がありました。
ここに行ったのは、散歩の途中で会ったわんこ連れのグループが、いつもわんこを連れて行くって教えてくれたからなのです。いいのかー。

夜になって、大翔が爆睡している間にシェークスピアの劇、 “As you like it (お気に召すまま)” を見に行ってきました。

シェークスピアの時代の舞台と同じように、舞台を囲んでぐるりと観客席がありました。演じる人々との距離が近いのです。
普通のお芝居を観るのとはちょっと違った感じで、楽しめました。
“All the world’s a stage, And all the men and women merely players(全世界は舞台で、男も女もすべてただの役者にすぎない)”というのはこの劇の中の有名なセリフです。

(ちょっと覚書)
桃の季節です。3.5kg、14個ぐらいの桃が1200円ぐらいでした。
母がこちらの果物が安い~と驚いていたので、桃の値段も載せてみました。

ドラムヘラー

7月29日にケローナを出発し、途中でレベルストークという所で1泊し、それからアルバータ州にあるドラムヘラーという町を目指しました。ロッキー山脈の山々が見えてきて、もうすぐ目的地です。

「ようこそ、ドラムヘラーへ」という看板が見えてきました。
その横に恐竜があるのは何故でしょ~?

実はこの町には恐竜がいるのです。それもたくさん。
こんな巨大なのや、

可愛らしいのや、

あっちにも、こっちにも。

この辺りは 先史時代の氷河の浸食で形成された渓谷で、大昔は恐竜が闊歩する地でした。今では化石がたくさん見つかるので有名です。

こんな不思議な風景にも出会えます。

不思議な形をした岩場をどんどん上に登っていって、ご機嫌な大翔です。
この辺で止めておきましょうよ~。

こちらはHorsethief Canyon(馬泥棒渓谷)という名前の渓谷です。その昔、馬泥棒がここを通って逃げて行ったのでしょうかねぇ。
大翔は景色を楽しんでいるように見えますが、実際は、

あっちこっちに出没するこの子達を見つけて、追いかけたくて、熱心に臭いを嗅いでいるのです。グラウンドホッグと呼ばれる動物で、我が家の周りにたくさんいるマーモットの仲間です。

たくさん歩いて疲れた大翔をホテルに置いて、博物館に出掛けました。

ロイヤル・ティレル博物館、恐竜の博物館です。
かなり学術的な博物館で、大人向けです。恐竜ファンには必見!

実際の化石と復元した部分が合成されています。
恐竜がどんな姿をしていたのかが、実感できます。かなりの迫力です。

最後にT Rex(ティラノザウルス レックス)を。地上に存在した最大級の肉食獣だそうで、体重は5.4トンから8トンもあったそうです。恐竜時代の最末期に君臨したそうですが、絶滅していてよかったー。