大輔が逝ってしまってから3年になります。
あっという間に3年。
一緒に暮らしていた日々が昨日のことのように思えるのに。
2歳5か月の大輔です。
ず~っと一緒にいられると思っていたあの頃に帰れたら、、、
大切な、大切な、大切な大輔、ずっとずっと愛しているよ。
また会える時を楽しみにしているからね。
被害に遭ったのは、ナスの苗が4本、紫蘇が3本、マリーゴールドが2本、そしてあろうことか、バラの枝も2本!
はじめは根切り虫の仕業かと思っていました。
ところが、泣きつきに行った近所の日本人農家、Ogiさんによると、根切り虫は地面すれすれのところを切るので、この様子はそうじゃないとのこと。
それじゃあ、一体何者の仕業なのでしょう?
「鳥か、退屈したマーモットかも」
退屈しのぎに庭の植物を荒らされてはたまりません。
マーモットって姿かたちは可愛いのです。
こんなのです。

(画像は無料の画像サイト、pixabay.comから借用しました)
車を運転していると、家の近所の道の真ん中で時々昼寝しているのを見かけます。
車がかなり近づくと跳ね起きて逃げますが、気が付かずにブレーキを踏まなければ轢いてしまうかもという距離まで、のんびり~と寝転がっています。
舗装道路が暖かくて、気持が良いようです。
私の庭の草花は全部だめになってしまうのかしら~と落ち込んでいると、優しいOgiさんに初物きゅうりをいただきました。うるうる。
向こう側に写っているのはベンチタイム中のチーズクリームパンです。
庭の草花とは何の関係もありませんが、キュウリの写真を撮っていた時にたまたまカウンターにあったので、一緒に写してみました(笑)
庭を荒らしているのは野ネズミかもしれません。
マーモットも野ネズミも家の周りを走り回っているのを見かけたので。
今まで被害がなかったのは、庭の守護神がいたからでした。
ああ、姫ちゃん、あなたがいてくれたら、、、
クリームチーズパンは無事に焼けました。
姫にも味見して欲しかった~。
姫が逝ってから2ヶ月が経ちました。
まだたったの2ヶ月ですから、未だにメソメソしてても良いですよね?
今も掃除をしていると、隅から姫の毛がでてきたりします。
姫の毛がぁ~と目がうるうるになり、姫の毛がなくなってしまわないように、もう金輪際、掃除をするのは止めようかしら?などと真剣に考えてしまいます。
ベンチに座って道行く人や車やわんこを眺めるのが姫の趣味でした。
パリで頻繁にしていたのですが、下の写真はカナダでです。
今頃は空でベンチに座って、私達のことを見ててくれていると思っています。
週末は大忙しでした。
土曜日は市の主催のガレージセールに参加。
不用品の処分市です。
朝6時に起きて、7時に場所に行って、品物を並べて、売って。
私達は遅く行ったほうで、早い人達は5時から入場の順番を待っていたのだそうです。
私達のテーブル。遅かったので、会場のいちばん奥でした。
大きなものが売れてしまった後に撮った写真です。
セールは12時まででした。
努力の割には利益はほんの少しでしたが、品物を物色している人たちと会話したり、他のテーブルを見に行ったりと、楽しい半日でした。
翌日はお寿司とお酒の会。
鯉のぼりを見たのは久しぶりです。
お寿司やラーメンなどのお料理と日本酒のブースがあり、日本太鼓や着物のファッションショー、空手の実演などもあって楽しめました。
ラーメンのブースの前は長蛇の列だったので諦めました。
カナダ人にもラーメン、人気のようです。
過ぎてしまいました。
四十九日は姫があちら側に行ってしまった日。
法要の日はきっと残された者の為にあるのだと思います。
段々と気持ちに区切りをつけていけるようにと。
本当のところ、死後の世界はどうなっているのか誰にも分りませんものね。
でも、49日の間で2回ほど、姫の姿が見えたような気がしたことがありました。
最初はちらっと背中が見えて、2回目は私達のベッドの上に居たような気がしました。

全くの錯覚だったのかもしれません。
でも、姫がまだ周りに居てくれると思って、嬉しかったのでした。
「あっ、ママに見つかっちゃった~。いけない、いけない。」
なんて、焦っている姫を想像してしまいました。
今は、迎えに来た大輔と一緒にあちら側で楽しく暮らしているのだろうと思っています。
お姫様抱っこ、苦手でした。
嫌がるので、ほとんどしたことがありませんでした。
これは貴重な写真です。
舌が出てるなんて知りませんでした。
毎日、毎日、大輔と姫の写真に向かって話しかけています。
ずっとずっと大好きだよ、姫ちゃん。
たくさんのメールやコメントをありがとうございます。
おひとり、おひとりにお返事が出来ずにすみません。
書こうと思うと、すぐに画面が涙で滲んでしまいます。
大輔も姫も、多くの方々に見守っていただいていたのだと、改めて気が付きました。
心より、お礼を申し上げます。
そして、これからも、大輔と姫というわんこがいたことを、
心の片隅にでも留めて置いていただければ嬉しいです。
ななこさんに姫のお風呂記事が好きだと言っていただいたので、いちばん最近のシャンプー写真を。
ガラスドアの向こうで、悲壮感が漂っていますが、シャンプーできるってことは元気だったということです。
もう1回こんな顔の姫に会いたかった、と、ここでまた涙が、、、
姫の遺骨はまだ葬儀屋さんのところから戻ってきません。
遺骨を拾うってことは、こちらでは人間でもあり得ません。
ダンナ曰く、「日本では遺骨を拾うんだよね。そんなのボクは絶対できないよ。」
だそうで、私がダンナよりも先に逝っても遺骨は拾ってもらえないようです。
「私は拾ってあげるわよ~」と言っているのですが、拒否されています。
それなので、わんこも同様、葬儀屋さんが全部取り仕切り、小さな骨壺に入って帰ってきます。
大輔の時と違って、姫には大輔が付いていてくれると思っているので、
多少は気持ちが楽です。
今頃は、ふたりで走り回っていることでしょう。
姫が大輔のところに行ってしまいました。
15年3ヶ月22日でした。
病気治療中はたくさんの励ましをありがとうございました。
2002年1月31日にウチの子になって以来、
数えきれないほどの幸せと喜びを運んできてくれました。
今は涙が止まりません。
涙を拭いたと思ったら、姫との思い出を思い返して、また涙が出てきます。
外が大好きで、オタワでは庭に出すとなかなか帰ってこなかったこと、
パリのアパートのベランダづたいに、お隣の家を訪ねてしまったこと、
アベニューフォッシュのベンチに座って、
道行く人々や犬や車を見ているのが好きだったこと、
リヤドでは庭に迷い込んだ猫を追い回すのを趣味にしていたこと、
ソウルの庭では、中に入りたくなると、可愛い声で「わん!」と吠えたこと、
姫が吠えるのをこれ以外には聞いたことがありませんでした。
そして、ここ、ケローナでの長い私道を下って、また上ってのお散歩。
姫ちゃん、私達、とっても楽しかったね。
姫の本名、雪姫・ビクトリアでした。本名で呼ばれることはなかったけれど。
おばあちゃん犬なのに、子犬のように愛くるしかった姫を見て下さい。
姫ちゃん、今まで本当にありがとう。
いつかまた会えるよね?
それまで、大ちゃんと仲良く待っててね。
姫のこと、たくさんの応援をありがとうございます!
お陰様で少し回復しました。
外でシーをした後、家の中に入れようとしたら、
嫌だょーと、ヨロヨロとしながらも走って逃げ、
お外でまったりを確保しました。
お日様は暖かいのですが、風が冷たい。
エコー検査のためにお腹を剃られているので、寒いといけないと毛布をかぶせました。
こんな様子で、しばらく外の空気を楽しんでいました。
6日間の絶食と点滴の後、走れるなんて、わんこってすごいです。
ふたつのベッドをくっつけて、我が家のお姫様の為のクイーンサイズベッド。
おしっこシートをぐちゃぐちゃにしながらも、気に入ってくれたようです。
つい先ほど、茹でた鶏むね肉、小指の先ぐらいの大きさのを二切れ食べてくれました。
水はまだ飲んでくれません。
姫の病院は今日、土曜日は半日だけの営業で、明日はお休みです。
ですが、痛み止めは続けないといけません。
痛み止めの注射を家でするために、注射器4本を病院から貰ってきました。
大輔の時の注射の経験が、姫にも役に立つなんて。
喜んでよいのか、悲しんでよいのか、、、
空の上の大輔にも姫が良くなるようにとお願いしていました。
私の守護神、大輔くん、やっぱり頼りになります。
姫をもう少し私の手元に置いておいてくださいね。
姫は15歳と3ヶ月です。
遅かれ早かれ、大輔のところに行ってしまう覚悟はできていると思っていました。
でも、そんな覚悟なんて、実は全くなかったようです。
情けない私の為にも、少しづつでも回復して、元気になってくれますように。
姫、容態が良くなりません。
日曜日の夜に具合が悪くなってから、何も食べない日が続いています。
膵臓が炎症を起こし、2倍ぐらいに膨らんで、一向に良くならないのです。
火曜日に入院して、水曜日に帰ってきて、昨日と今日は日帰りで入院です。
体に力が入らず、歩けないのでおしっこシート使用中。
膵炎は病気そのものを治す薬がなく、対症療法しかないのです。
このまま良くならなければ、餓死を防ぐために首にチューブを通して栄養分を注入しなければならなくなります。
首にチューブでも何でも、出来る限りのことをしてあげたいのですが、
それは私の日本人的な感覚らしく、
ダンナは犬としての尊厳を保ったまま逝かせてあげたいと言います。
痛み止めのモルヒネも使い続けると効かなくなることがあるそうです。
大輔の時は何が何でも助けたくて、苦しませてしまったので、
姫は苦しい思いをさせる前に、大輔のところに行かせてあげるのが良いのでしょうか。
姫が入院中です。
急性膵炎。
日曜日の夜にフードを戻してしまいました。
いつもよりもたくさん食べたので、食べ過ぎかもと、そして、戻しちゃったので大丈夫になるだろうと、そのまま就寝。
次の日の朝は、私がちょっと病院で検査でした。
朝食抜きで、少し離れた病院まで行って、11時ごろに帰ってきました。
ダンナが私の代わりに朝の散歩に連れて行くはずだったのですが、
姫は夜中にまた吐いて、吐いたところに顔を突っ込んで寝ていたのだそうです。
そして、散歩に連れ出してもまるで体に力が入らず、歩けない状態。
姫のベッドの傍で、あらあら、まあまあ、大丈夫~、などとやっていたら、
うるさかったらしく、姫が立ちあがってヨロヨロと私達のベッドへ。
しばらく安静にしていれば大丈夫かな?と抱き上げてベッドへ乗せて、
様子をみることに。
しばらくして様子を見に行くと、また吐いて、シーもベッドでしていました。
ついこの前、シーされて、洗ったばかりの掛け布団、再び洗濯機へ。
この時点でお医者さんに連れて行こうと思ったのですが、
予約でいっぱいで、翌日の朝でないと無理とのこと。
救急で知らない病院に行くのも嫌だったので、今朝、姫を連れて病院にいきました。
血液検査の結果、急性膵炎だそうです。
抗生物質と痛み止めと点滴。
点滴は明日の夕方まで続けるそうで、今日は病院にお泊りです。
ベッドふたつ、両方とも汚れてしまったので、
姫がいないうちに洗濯しました。
ベッドの主、明日は元気になって帰ってきてくれますように。
どんどん雪が溶けていっています。
やっと春です。
溶けた雪の下から花が出てきました。
これはバターカップと呼ばれる花で、この辺りでは春告げ花です。
調べてみると、ラナンキュラス(キンポウゲ)科だそうで、この科(属かも?)の花は何と600種類もあるのだそうです。
雪の下でもしっかりと咲く、エライ花です。
話がコロッと変わりますが、昨日の夕方、バレエのリハーサルを見に行ってきました。
地元のバレエ団が月に1回、練習風景を見せてくれます。
見に行くのはこれで3回目なのですが、いつも写真を撮り忘れていました。
踊りの間は撮れませんから、始まる前か、終わった後に撮らねばと思ってはいたのです。
ですが、地元のワイナリーが踊りの前後にワインを提供してくれてしまっているので、
つい飲みに走ってしまって、写真のことはすっかり忘れていたのでした。
ともあれ、バレエが手の届きそうな距離で鑑賞できる貴重な機会です。
ダンサー達の見事な動きに魅了されてしまいます。
どうやったら足が真上に上がるんでしょう
家でやってみたら90°も難しかったです(汗)
まだ未完成の振付だったり、
途中でややよろけてしまったりも舞台では見れない、
練習風景ならではです。
下は散歩催促中の姫。
暖かくなってきた為か、最近散歩がどんどん長めになってきています。
しかも、家になかなか入ってくれません。
柵で囲まれた裏庭が欲しいです。