QM2

2025.10.17-24

ブルックリンの12番埠頭からクイーンマリー2号に乗り込み、大西洋横断の航海に出発です。

ニューヨークから出発なのでーと、一緒に船旅を楽しんだ友人夫妻と一緒にマンハッタンを飲みながら離れていく陸地を眺めました。

QM2の内部は落ち着いた装飾で、バーやパブ、レストランが充実していました。

通路の壁の装飾も綺麗。

プールは屋外にふたつ、室内にひとつありましたが、それほど大きなものではありません。上部デッキには小さなゴルフの練習ができる場所などもありました。ジムにはマシーンがが色々揃っていて、面白かったです。

1日の終わりに次の日のスケジュールがベッドの上に置かれます。

音楽やトーク、ダンスレッスンなど盛りだくさん。
どれを見ようか、それとものんびりしようか、悩んでしまいました。

午後には必ずアフタヌーンティーが。最初に参加した時は、周りの人達がいきなり手拍子を始めるので、どうしたのかと思いました。ウェイターの人達が行列をなして、入場してくるのでした。

最初にスコーン、それからサンドイッチ、そしてケーキなどなど、これを食べて、夜もフルコース。。。せっせとジムにも通わねば、なのでした。結局アフタニューんティーには2回だけ参加しました。
メインのダイニングで3食とも食べることもできるのですが、朝はもっぱらバイキングのほうで済ませ、昼もバイキングで軽く食べることが多かったです。夜だけ友人夫妻と合流して、フルコースディナーを楽しみました。
ちなみに、7日間の航海で消費される食料ですが、典型的な例だと、フルーツと野菜が50トン、肉類が8トン、鶏肉や鴨肉などが2トン、シーフードが13トン、砂糖が2トン、小麦粉が4トンだそうです。

秋の航海だったのでお天気はそれほど良くなく、風も強くて、外でのんびりする機会はありませんでした。

大きな船なので、船酔いなんて、しないだろうと甘く考えていたのですが、実はめちゃめちゃ船酔い体質なので、1日目で船酔いしました。ですが、船で用意されていた薬のおかげで、その後はすっかり元気になりました。
前の晩に1錠飲むだけで、次の日は船酔いなしなのです。優秀な薬さん、ありがとー。

大西洋横断なので、景色はほぼ空と海だけなのですが、1回だけ遠くに帆を立てた船が見えました。
これ、普通の帆船ではなくて、世界初の大型貨物帆船「Neoliner Origin」だったそうです。帆のひとつが故障して、片方だけになってました。