2025.10.24 – 29
英国、サウスハンプトンに到着。
船酔い体質なので、下船してもしばらく、体が揺れている感覚がありました。港からタクシーで駅まで、そこから電車でロンドン、ウォータールー駅へ。電車が定刻よりも20分遅延したので、料金の一部を払い戻せるという車内アナウンスがありました。20分遅延しても私達の旅程には何の影響もなかったのですが、せっかくなので手続きしてしまいました。
ロンドンでの泊まりはホテルではなく、友人宅です。
え?これが友人宅?って思いました?
友人夫妻はイタリア人で、旦那さんの方は、パリに住んでいた時に、OECDのイタリアオフィスのNo2で、カナダのオフィスのNo2だった夫と仕事上でも友達としても付き合いがありました。で、今はイタリア大使としてロンドンに住んでいます。ロンドンに行くんだけど、会えるー?とメールすると、ウチに泊まってよー。とありがたい申し出が。
ここ、イタリア大使官邸なのです。何軒かのカナダ大使官邸には住んだり、泊まらせてもらったりしたことがありますが、流石に伝統あるヨーロッパの国の官邸は違うわー。
初代の大使はムッソリーニの友人だったそうで、イタリアの貴重な美術品を好きなように持ち出してきたそうです。上のタペストリーは16世紀のもの。
大使官邸はパブリックな部分とプライベートな部分が分かれています。
上の2枚の写真はパブリックスペース。下のはプライベートスペース。プライベートな部分でも十分麗しいのです。
近くだったので、ウォレス・コレクション(美術館)に行って見ました。
個人の邸宅を美術品とともに丸ごと国に寄贈したのだそうです。ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、ヴァン・ダイクなどなど、数多くの美術品が所狭しと並べられていました。甲冑や武器のコレクションも見どころがありました。
こちらはリバティーデパート。チューダー様式の建物が可愛くて、こじんまりしているところが魅力。
ロンドンのパブはフランチャイズになっているところが多くなって、料理が画一的になってきているのが不満なのですが、ここのパイは美味しかったです。
ジャパン・ハウスというところにも行ってきました。
日本の宣伝とともに、ピクトグラムの特別展をやっていました。
1964年の東京オリンピックで言葉がいらないコミュニケーション手段として、開発・普及が進んだそうです。
オリンピックでの種目ごとの表示や出口のサイン、WIFIの表示などもピクトグラムです。
ロイヤル・バレエ・アンド・オペラ、今回は「魔笛」でした。演出が凝っていて、面白かったです。
友人夫妻が良い座席のチケットを用意してくれていて、大満足のオペラ鑑賞でした。


これで今回の旅レポはおしまいです。
お付き合いいただいて、ありがとうございました。







