古代都市メッセネは市壁に囲まれていました。その跡が今でも残っています。
赤い車は今回、ペロポネソス半島周遊の為に借りたスコダ・ファビアです。エンジンがダンナのバイクよりも小さいという驚きの車。馬力はないですが、小回りが利いて、ヨーロッパの狭い道に最適でした。久しぶりのマニュアル車に私の専属運転手(!)はかなりご機嫌でした。
という車の話はさておき、市壁です。
建設は紀元前4世紀、壁は高さが約4.5m、幅が約2.5m、全長が約9㎞だそうです。
スパルタの支配から解放された後、85日で完成してしまったそうです。
今は機械の力がありますが、当時は人力。相当数の奴隷が存在したのかもしれません。
現代人で、しかも先進国に生まれてよかった!
驚きの無料宿泊の後だったので、この日はまともなホテルに泊まりたいと、探したのがこちら。
スパルタの近くの山の中の隠れ家風ホテルです。
「スパルタ」という名前は有名ですが、紀元前5世紀に栄え、紀元前4世紀には既に落ち目になっていたようです。今では観光名所も特になく、普通の町という印象でした。
ホテルには山の中を車で、走って、走って、着きました。
1泊だけではなく1週間ぐらいのんびりと過ごしたい感じの所でした。
山の中の一軒家なので、食事もホテルで。
部屋にキッチンもついているので、長期滞在して、自炊する泊り客が多いようでした。
2 comments
余り人が来ない山の中に行ったのですね
曲がりくねった、いろは坂の様な山道を大変だったのでは(運転手さんが?)
ギリシャと言うと観光客が多いと思いますが静かな処も(余り人が来ない)有るのですね
計画を立てるのが大変だったのでは?
昔の人は人力で大変な工事を成し遂げたのですね。
運転手はものすごく楽しんでいました。
ギリシャは人口の70%がアテネに住んでいるそうです。
なので、観光客の来ない田舎は人も少なくのんびりしています。
事前の計画は半分ぐらい、行ってみてからの計画が半分ぐらいでした。
ネットがあるのですぐにホテルの予約が出来ました。