チェダーとウエルズ

叔父の家に泊まっている間、近所に遊びに行きました。
叔父の家のある地域の北側に広がる丘陵、メンディップヒルズ (Mendip Hills )から見た景色です。

小さな村が点在しています。
その中でも行きたかったのがチェダーでした。
私の大好きなチーズ、チェダーチーズの発祥地です。

が、特にチェダー関連の場所はなく、仕方がないので標識の写真を記念に撮りました。ナンテコト!チェダーチーズが生まれたのは、チェダー村にある洞窟がチーズの熟成に最適だったためだそうです。

次に、叔父と叔母からチェダーよりも観光向けよ~と教えてもらったウエルズへ。

教会の天井が可愛い~

ウエルズの大聖堂はギリスの初期ゴシック建築の代表例だそうです。
小さな町なのですが、この大聖堂はバースとウェルズの司教座なのだそうです。

ここの天井は豪華でした。

最初の訪問地は

第二次世界大戦中、英国に派遣されていた既婚のカナダ兵士とイギリス人未亡人との間に子供が出来ました。終戦後、カナダ兵士はカナダに帰国してしまい、子供は母親の再婚相手を本当の父親だと思ったまま成人しました。
ある時、政府の機関に就職の為の書類を提出すると、それに不備があると指摘されました。実際の出生証明に記載されている父親の名前が、書類に書かれた名前と違っていたからです。それは子供にとって晴天の霹靂でした。
それからしばらくして、カナダにいるはずの血縁をネットで探しあてました。

このまるで小説のような話の中の、いけない既婚のカナダ人がウチのダンナの祖父です。祖父母は既に他界していて、その子供たちはイギリスに弟がいることなど全く知らされていませんでした。連絡があった時には全員でビックリ仰天状態でした。

ですが、それから兄弟姉妹、叔父と姪や甥との交流がはじまって、カナダに遊びに来たり、イギリスに遊びに行ったりするようになりました。交流が始まったのは私達が韓国に住んでいた時で、会う機会がありませんでした。新しくできた叔父はとても心優しい素敵な男性との評判で、会ってみたいと思っていました。今回やっと実現。

ガトウィック空港で車を借りて、サマーセットという地域にある叔父の家までひた走りました。左側通行のMT車でも平気で運転できる、使えるダンナに感謝です。

叔父の家の裏庭。素敵なイングリッシュガーデンでした。

叔父は評判通りの人でした。祖父に対しても、無責任に子供を作って、そのまま帰国した兵士がたくさんいた中で、きちんと出生証明にサインをしてくれたことに感謝していると言ってくれました。

実はこの時、叔父は肺がん末期で、自宅のベッドから出られない状態でした。それでもユーモアあふれる会話を楽しみ、弱音など一言もありませんでした。そんな状態でも会いたいと言ってもらって感謝です。2泊させてもらいました。奥さんもとても優しい人でした。

私達の旅の最終日、永眠されたと連絡がありました。
会えてよかった。

ただいま~

9月17日から3週間、ロンドンとコッツウォルド地方、そしてウィーンに遊びに行っていました。すっかり時差ボケでボケボケしております。
本格的な旅レポは少々お待ちを。

大翔は泊りに来ているオタワのご近所さん夫婦にお世話になりました。

スリッパ盗むな~!

帰って来た時は庭中を走り回って、大歓迎してくれました。
ですが、誰でも歓迎する子なので、私達が特別扱いだったのかは少々疑問。

アルフィーくんと取っ組み合い

アルフィーくん、今日も遊びに来てくれました。私達が留守の時も何回か遊びに来ていたそうで、すっかり気心の知れた仲良しになっています。

薄情なわんこ?

オタワで仲良くしていたお向かいさんが、ケローナに引っ越してきました。
本人達は車2台でオタワから、旅行がてらドライブしてきました。到着と同時に引っ越し荷物のコンテナも我が家に届きました。
これから住む家を見つけるまで我が家に逗留です。
それを良いことに、大翔を預けて、旅行に行くことにしました。いえぃ!
しばらくブログの更新が滞りますが、ご容赦を。

お向かいさん達が我が家に到着した時、私達は留守中でした。
少しは警戒するか?と思われた我が家の番犬(ではない)大翔は、初めて会ったお向かいさん達を大歓迎してくれたそうです。おいおい。。。

最近のお気に入り、クリーピングタイムの上。ふかふかで気持ちが良いようです。

しかもその夜は、お向かいさん達のベッドで一緒に一晩寝るという、ヒドさ。
その後は、お向かいさん達の部屋から閉め出されているので、私達のベッドルームで寝ています。

上はやっと写真に撮れた大翔のストレッチ。
普通、最初に前足を伸ばすのに(大輔と姫はそうでした)、大翔はまず後ろ足から。そして、この格好で前足だけを使って、ずるずると歩くのです。
笑えるけど可愛い~!
動画にも撮りたいのですが、なかなかタイミングが合いません。

大翔とポーチ用の家具

朝飯前のひと仕事。。。

朝のひと仕事の後にはお散歩です。
途中で一休み。道の真ん中で寝転んで、景色を楽しむらしいです。
交通量が少ないので、こんなことも出来てしまうのです。
スマホでメールのチェックやら、FBのチェックやらをしながら、少しだけ付き合います。

ポーチ用の家具を買いました。
季節の終りなので、半額以下でお買い得でした。
なので、ベージュと赤の二組を買ってしまいました。

大翔も気に入っています。

大輔&姫と違って、ソファーの上に乗るのは好きではありません。
丁度陰になって涼しいので、椅子とテーブルの間がお気に入りです。

バースデーケーキ

大翔の誕生日は先月だったのですが、旅の途中だったので、ケーキは無理でした。そこで1か月遅れの9月2日に、1年と1か月のお祝いを。

ヨーグルトのケーキ、卵で膨らませて、小麦粉は大匙3杯だけです。
上の飾りはラム肉。。。

気に入ってくれたようです。

星印?

最近、大翔の頭に不思議な模様が浮き出ています。

なんでしょ~?ちょっとかっこいいかも?

今朝の散歩で、私道を下って、公道に出る手前で、大翔が急に立ち止まりました。そして、ウーっと滅多に出さない唸り声をあげました。何回か唸って、今度は後ろに少しだけ逃げて、また帰ってきて唸るのを数回繰り返しました。私はその間周りを見回していたのですが、特に何も変わったことはありませんでした。大翔もその後は何でもなかったように歩きだしました。
途中で近所のゴミ箱が倒れて、中身が出ていました。どうやら熊が出没したようです。大翔はその臭いを嗅いだようです。大翔といれば熊対策も万全かもしれません。

旅から帰ってきたら、庭の野菜畑が収穫ラッシュでした。

特にズッキーニはやたらとできるし、ちょっと油断するとものすごく大きくなります。ズッキーニの収穫時期には近所で押し付け合いになると言われているほどです。消費の為にズッキーニのケーキをせっせと作成中です。これまでに6台焼きました。

まだまだ冷蔵庫にズッキーニがたくさんあって、 どんな料理にも無理矢理入れています(笑)美味しいレシピがあれば、お知らせください!

いちばん楽しかったのは

荷馬車に乗って昔に帰ってきました。

スティール砦という場所です。昔の建物を保存、公開していて、その時代の服装をした人々もあちらこちらで見かけます。

その人達に話しかけると、その時代の人になりきって会話をしてくれます。劇中の人になったような感覚で楽しめました。

砂金を探しているところ
女性にも選挙権を!の活動中

わんこも、もちろん一緒に歩き回れます。大翔も上機嫌で歩いてくれました。他の観光客が連れてきたわんこと遊べたのがいちばん楽しかったかも。

サスカチュワン州のムースジョー(Moose Jaw、ヘラジカのあご)の次に泊まったのは、アルバータ州にあるメディスンハット(Medicine Hat、薬の帽子)という町でした。どちらも面白い名前ですよね?先住民の使っていた地名が由来となっているのではと思います。その次はBC州のファーニーという町に泊まりました。そして最後の宿泊地はBC州のネルソンでした。大翔はたぶんここがいちばん気に入ったと思います。

目の前にビーチと湖が広がる素敵な場所で、

ブランコに乗ったり、

ビーチでくつろいだり、
中でもいちばん楽しかったのが、

宿泊先のホテルのオーナーさんの愛犬、オースティンくんと遊ぶこと。
優しいゴールデンで、4歳だそうです。普段はちょっと臆病で、他のわんことも距離を置くようなところがあるそうなのですが、天真爛漫な大翔は気に入ってくれたらしく、ふたりで追いかけっこしたり、落ちている木の棒を取り合いっこしたり、ことあるごとに一緒に遊んでいました。

最後にこの旅でいちばん美味しかったデザートを。スティッキー・トフィー・ブディングです。キャラメル状のトフィーがからまった暖かいねっとりしたケーキが瓶の中に入っていて、上にバニラアイスクリーム♪ 美味でした~♪

旅の途中

旅の途中で、そっちには行きたくないんだよぉ~の大翔です。
1才を過ぎて、段々と柴気質が出てきたようです。

ダンナの従兄の牧場に遊びに行った時、子供たちがうっかりしてリードなしで大翔を外に出してしまいました。幸いにもグラウンドホッグの掘った穴があちこちにあって、大翔はそれを嗅ぎまわるのに忙しく、遠くに行かずにすみました。最後はダンナがダイブして捕獲。ホッ!!!これが大輔だったら捕まえるのがどんなに大変だったか。。。

親戚宅を後にして、サスカチュワン州の州都、レジャイナに立ち寄りました。

州議事堂の花壇が綺麗~♪
おいおい、そこでシーをしているのは誰ですか!

この日の泊りはムースジョー、「ヘラジカのあご」という妙な名前の町です。
アメリカの禁酒時代に密輸で儲けた場所だったそうで、その時代になぞらえて作られた地下の密輸通路を巡るツアーがあります。参加者は皆、新米の密輸業者の設定です。良く作られていて、楽しかったです♪

撮影禁止だったので、画像はツアーのサイトから借用しました

大翔はこの日の泊りの静かなコテージでお留守番でした。
(注)写真は外で撮ってますが、お留守番はもちろん、コテージの中でした。

親戚宅で

カナダの広大な大草原、周りは360度の大地と360度の空が広がっています。
黄色はカノーラの花です。

サスカトゥーンからほぼまっすぐな道をひた走り、ダンナの叔母さん宅へ。
翌日はブランチをご馳走になりに、従兄の趣味の農場へお邪魔しました。
大翔はポニーとこんにちは~しました。

一緒に遊びたくて、大接近しています。

車の下にもぐっているのは、何故?

ドラムヘラーでも登場したグラウンドホッグがここにもたくさんいました。
地面に巣穴を掘ります。そのひとつがたまたま車の下にあったのでした。

午後からは湖畔の別荘に移動。
5歳と8歳の子供2人を含む、13人の人間に囲まれての午後でした。
子供達は大翔を気に入って、何かにつけて構っていました。
よく耐えていたのですが、最後の最後で、しつこくされてワフッ!
そりゃ~、子供のほうが悪いので、大翔にお咎めはなしです。

たいちゃん、お疲れ。偉かったよー。