2025.5.7 – 9
セビリアから電車でコルドバまで。その昔ジプシーが住んでいたという地域にあるAirbnbまでタクシーで。狭い路地に面したアパートの2階で、寝室がふたつ、キッチンとリビングに広いバスルームの贅沢仕様(!)です。
コルドバでなんと言っても圧巻だったのがメスキータです。
785年に後ウマイヤ朝のアブド・アッラフマーン1世時代に建てられ、10世紀まで何回も拡張されたそうです。レコンキスタが起こり、1236年にキリスト教徒の手に渡って大聖堂となりました。その後はそれほど手を入れられず、16世紀になってからルネサンス様式の内陣を付け加えたり、ミナレットを鐘楼に変えたりされたそうです。
縞模様のアーチが美しいですよねー。
モスクのような、聖堂のような、不思議な空間が延々と続いていました。
こちらはローマ橋。1世紀にローマ人によって作られた橋が元になっているそうです。現在の橋の構造のほとんどは8世紀のアラブ人によるものが元になっているそうで、どこがローマ時代のものなんだろーとキョロキョロしながら渡りました。20世紀になるまで、対岸に渡るにはこれが唯一の橋だったそうです。
この時も日程を合わせたわけではなかったのですが、パティオ祭りというものの期間中でした。
たくさんのパティオ自慢の家が花いっぱいの中庭を公開していました。
残念だったのは思ったよりも観光客が多くて、庭を見るのに長蛇の列だったこと。


観光客過多の昨今、そういうのは仕方がないのかもしれませんねぇ。